[OWS]南出が総合25位ながらアジア大陸での1位を獲得して五輪出場権利を勝ち取る(世界水泳選手権ドーハ2024)
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[Day2]
OWS競技初日の女子10kmで、蝦名愛梨が11位に入りパリ五輪の出場権利を獲得。その勢いに続きたい日本チームは、大会2日目の男子10kmでもしっかりと結果を残した。
出場したのは、南出大伸と古畑海生。序盤から非常にハイスピードな展開になるも、序盤は南出、古畑ともに先頭集団中盤に位置取り。半分の3周回を終えたところで、トップとの差を10秒以内で南出が粘る。徐々にスパートが掛かり始めるトップ集団にはついていくことができず、4周目に入るころにはかなり後ろまで下がってしまった。だが、そこで南出は踏み留まり、最後まで20位前後の集団のなかで戦い続け、結果はトップと1分36秒0差の1時間49分57秒2の25位でフィニッシュ。
パリ五輪出場権利獲得のためには、アジア大陸のなかでトップにならなければならない。アジア大陸枠での出場権利獲得を最後まで南出と争っていたのは、CHO Cheng-Chi(台湾)。CHOはラストスパートで一気に南出を追い詰めたが、何とか南出が逃げ切り、0秒5という僅差でパリ五輪のアジア大陸枠を獲得、五輪の出場権利を勝ち取った。
南出と共に戦った古畑は、2周目から徐々に順位を下げてしまい、最後はトップと5分33秒4差の1時間53分58秒5の45位という結果で今大会を終えた。