2024.02.07

[飛込]坂井が長時間の激戦を勝ち抜き準決勝へ(世界水泳選手権ドーハ2024)

9位となった荒井・板橋ペア ©PICSPORT

須山は5ラウンド目のミスが響き19位 ©PICSPORT

長丁場にも冷静に対処した坂井は準決勝へ ©PICSPORT

大会公式HP:https://www.worldaquatics.com/competitions/2969/world-aquatics-championships-doha-2024
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[Day5]
この日は男子3m飛板飛込の予選が行われ、日本からは坂井丞と須山晴貴の2人が決勝進出を目指し出場。

出場人数が70人にもおよび、1ラウンドをこなすのも1時間以上、全6ラウンドを行うだけで7時間近くかかる状況のなか、ベテランの坂井は冷静に1ラウンドごと集中力を切らさずにこなしていく。途中、5154B、107Bでの小さなミスはあったものの、致命的なエラーにはならず。307Cではラウンドランキング6位となる75.25の高得点を獲得する場面のあり、383.50の12位で予選を突破した。

長丁場にも冷静に対処した坂井は準決勝へ ©PICSPORT

一方、須山は2、3ラウンドの5154B、407Cで高得点を獲得。続く205Bでも得点を伸ばし、一時は総合7位につけるも、5ラウンド目の高難易度の技である307Cで入水が乱れて47.25に留まる。最後の5337Dで巻き返しを図るがあと一歩及ばず。371.40で準決勝進出ラインの18位までたったの0.35ポイント差の19位という結果に終わった。

須山は5ラウンド目のミスが響き19位 ©PICSPORT

この日は女子10mシンクロも行われ、荒井祭里と板橋美波のペアが出場。

五輪への切符を懸けた戦いに緊張したか、制限選択飛の得点が思うように伸びない。それでも総合6番手のスタートだったが、他チームとの難易度の差には抗えず。最終ラウンドの得意技、5253Bでは67.20ポイントを獲得して気を吐いたものの得点を伸ばせず。270.99の9位となった。

9位となった荒井・板橋ペア ©PICSPORT

7日には男子3m飛板飛込の準決勝、決勝が行われる。