2024.02.10

[飛込]榎本が準決勝を勝ち抜き、決勝11位に入った(世界水泳選手権ドーハ2024)

決勝進出を決めて喜ぶ榎本 ©PICSPORT

榎本は決勝は11位となった ©PICSPORT

三上は惜しくも決勝進出ならず ©PICSPORT

榎本遼香 ©PICSPORT

大会公式HP:https://www.worldaquatics.com/competitions/2969/world-aquatics-championships-doha-2024
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[Day8]
パリ五輪の出場権利獲得のためには、上位12人に入り決勝進出を果たさねばならない女子3m飛板飛込の準決勝。三上紗也香はすでに出場権を得ているものの、勝負どころとなるのは榎本遼香であった。

その榎本は、1ラウンド目から榎本らしい、大きなミスのない演技を続ける。決して大成功と言える演技はなかったが、50ポイント台後半をキープし続ける。最終5ラウンド目の205Bでは入水のミスから得点が伸びず49.50。だが総合282.40ポイントで踏み留まり、総合8位で決勝進出を決めた。

決勝進出を決めて喜ぶ榎本 ©PICSPORT

一方、三上はどれだけ上位を狙えるか。2ラウンド目の107Bでは68.20を獲得してオーバルランキングで3位につける。しかし、305B、205Bと続けて決めきることができず。それでもオーバルランキングは5位を維持していたが、高難易度の技である5154Bでは25.50のミスダイブ。一気に順位を下げてしまい、258.70の13位となり準決勝敗退となった。

三上は惜しくも決勝進出ならず ©PICSPORT

この日の夜に行われた決勝。榎本は緊張感もあったか、1ラウンド目の5152Bは難なく決めて滑り出しは順調だったものの、107Bでミス。続く405Bでもミスが続き得点を伸ばせず、265.20の11位という結果となった。

榎本は決勝は11位となった ©PICSPORT

この結果により、榎本はパリ五輪の出場権利を獲得した。

榎本遼香 ©PICSPORT

男子高飛込の予選には、金戸快が出場。1ラウンド目の626Cは64.35とまずまずのスタートだったものの、2ラウンド目以降は技が思ったように決まらない。最後まで立て直すことができず、261.30の39位となった。