[水球]後半に追い上げるもモンテネグロにわずかに届かず順位決定戦へ(世界水泳選手権ドーハ2024)
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[Day3]
セルビア、アメリカに敗れて迎えた最終戦はモンテネグロとの対戦。2022年、世界水泳選手権ブダペストのクロスオーバーゲームズで戦い、そのときは1点差で敗れた相手でもある。
第1クオーター、先制点はモンテネグロ。その後も追加点を加えて早々にモンテネグロが2点をリード。央展開になった日本は、モンテネグロのペナルティファウルで稲場悠介が1点を返し、モンテネグロに追加点を奪われるも渡邉太陽が2点目を奪う。
第2クオーターに入ってすぐ、モンテネグロからペナルティファウルをもらい、これを渡邉がしっかり決めて同点に。その後も点を獲っては獲られの繰り返しで5対5の同点で前半終了。
後半、お互いに勝負どころだと分かっているのかディフェンスに力が入る。2分を過ぎたところで、じっくりと腰を据えて日本のディフェンスを切り崩したモンテネグロが6点目を奪う。その後も続くモンテネグロの猛攻を何とかしのいでいた日本だが、ここで司令塔でもあり、海外選手たちに全く力負けしない大川慶悟が3つ目のファウルで永久退水となってしまう。
その隙を突いたモンテネグロが7点目を奪うと、さらに2点を追加し、9対5で最終クオーターへ。
まさに背水の陣。気合いを入れ直して最後の勝負へ。第4クオーター開始早々、荒木健太のスティールから足立聖弥が6点目。すぐにモンテネグロに点を奪い返されるが、稲場のペナルティショット、渡邉のゴールで猛追。さらにキャプテンの鈴木透生のカウンターアタックで9点目を奪い、2点差に追い詰める。
だが、モンテネグロも負けじと勝負どころでゴールを奪い、追撃を許さない。残り1分で3点差。それでも最後まで諦めない日本は、残り20秒で足立のスティールからカウンターアタックで11点目を渡邉が奪う健闘を見せるが、ここで試合終了。
13対11でモンテネグロに惜敗し、日本はこれで予選リーグを全敗で終了。
11日からは順位決定戦に回ることとなった。