2024.03.09

[水球]男女ともに強さを見せて金メダルを獲得(第11回アジアエージグループ水泳選手権)

大会公式HP:https://11thasianagegroup.com
リザルト:https://aagc.wsl.world/aq?date=2024-02-26&discipline=&classification=

男女ともに3月3日からスタートしたのが水球競技。男子は予選リーグを経て、順位決定戦が行われた。女子は総当たり戦において順位が決定する。

男子は予選リーグを中国、サウジアラビア、タイ、ウズベキスタンの4戦を行った。
初戦の中国との対戦では、序盤は中国に流れが傾いたが後半に入って主導権を握った日本が14対11で日本が逆転勝利。
続くサウジアラビア戦では、第1クオーターで9点のリードを奪った日本がそのまま力の差を見せつけるようにして23対5で勝利。タイ戦でも終始リードを奪い続けて28対6で3勝目を挙げる。
予選リーグ最終戦であるウズベキスタンとの対戦でも、サウジアラビア、タイ戦同様序盤から攻撃の手を休めることなく得点を積み重ねていき、33対13と大量得点で勝利。予選リーグを4戦4勝で終え、順位決定戦へ。

順位決定戦(トーナメント)の初戦は、再度カザフスタンとの対戦。カザフスタンに得点を許さないディフェンスから流れを掴み、第1クオーターを4対1で終える。第3クオーターこそ1対2と攻めあぐねる場面が多かったものの、最終クオーターは大量11得点を挙げて試合終了。20対10で決勝進出を決めた。

最終決勝戦はイランとの対戦。序盤は点を奪っては奪われのシーソーゲーム。第2クオーターを終えて10対9の1点リード。勝負の後半、第3クオーターはお互い3点ずつ追加し、勝負は最終クオーターへ。最後の最後、体力も苦しいところでチャンスをものにする強さを見せた日本がここで点差を広げて試合終了。17対13でイランに勝利し、金メダルに輝いた。

総当たり戦となる女子は、タイ、スリランカ、カザフスタン、シンガポール、中国、ウズベキスタンとの対戦となる。

初戦のタイとの対戦は接戦ながら、毎クオーターごとに1点ずつ点差を広げていき、結果的に19対15で白星発進。続くスリランカとの第2戦は、前半ではスリランカを完封しつつ、日本は8点、12点を獲得し、20対0で前半を終える。後半に入っても攻撃の手を緩めることはなく点を積み重ね、結果的には47対3で勝利を収めた。
カザフスタンとの第3戦は、第1クオーターで奪った7点のリードによって試合を優位に進める。後半、カザフスタンの攻撃が激化し第3クオーターは5対5の同点、第4クオーターも1点差と僅差の勝負となったが、結果的には26対16の10点差で勝利した。

後半戦に入ってシンガポールとの対戦。序盤からリードを奪い続け、最終クオーターには大量10点を奪う活躍を見せ、26対6で4つ目の白星を挙げた。
シニアクラスではライバルとして切磋琢磨を続ける中国との対戦。第1クオーターで2点のリードを奪い、そのまま前半は7対5で終了。後半に入ると、中国のチャンスを潰すと同時に日本は攻撃に転じ、順調に得点を奪い続ける。結果、16対8のダブルスコアで勝利を収めた。

女子最終戦となるウズベキスタンとの対戦。第1クオーターで3点を奪うと、第2クオーターには9点を追加して12対1の大量リードを奪って前半を終了。後半に入っても気持ちを切らすことなく、最後まで集中してプレーに取り組み、点差を広げていき試合終了。24対6の大勝を挙げて全試合を終了。
結果、今大会6戦無敗の6勝で金メダルを獲得した。