2024.03.24

[競泳]200m個人メドレーで大橋が攻めのレースで1位を勝ち取る(国際大会代表選手選考会)

女子200m個人メドレー/大橋悠依(イトマン東進)、松本信歩(東京ドームS/早稲田大学)、木村敬一(東京ガス) ©フォート・キシモト

男子100mバタフライ/水沼尚輝(新潟医療福祉大学職員)、松元克央(ミツウロコ/三菱養和SS) ©フォート・キシモト

男子100mバタフライ/松元克央(ミツウロコ/三菱養和SS) ©フォート・キシモト

男子100mバタフライ/水沼尚輝(新潟医療福祉大学職員) ©フォート・キシモト

女子200m個人メドレー/大橋悠依(イトマン東進) ©フォート・キシモト

女子200m個人メドレー/松本信歩(東京ドームS/早稲田大学) ©フォート・キシモト

女子800m自由形/小堀倭加(あいおいニッセイ/相模原市水泳協会) ©フォート・キシモト

女子50m自由形/池江璃花子(横浜ゴム/ルネサンス) ©フォート・キシモト

男子1500m自由形/今福和志(枚方SS/四条畷学園高) ©フォート・キシモト

男子1500m自由形/今福和志(枚方SS/四条畷学園高) ©フォート・キシモト

日本水泳連盟HP大会詳細:https://swim.or.jp/tournament/34671/
大会公式HP: https://japan-swim.com/
リザルト:http://swim.seiko.co.jp/2023/S70706/index.htm

[競泳]Day8
8日間にも及ぶ長い戦いにもいよいよ終止符が打たれる。大会最終日には、5種目の決勝が行われた。

男子100mバタフライの決勝は、松元克央(ミツウロコ/三菱養和SS)が100m、200m自由形に続いて勝利し、今大会3冠を達成。記録は50秒96と、ただ一人51秒を切るタイムをマークした。
2位には水沼尚輝(新潟医療福祉大学職員)が51秒23で続き、松元とともに派遣標準記録を突破する泳ぎを披露した。

男子100mバタフライ/水沼尚輝(新潟医療福祉大学職員)、松元克央(ミツウロコ/三菱養和SS) ©フォート・キシモト

女子200m個人メドレーは3年前の東京五輪で2冠を果たした大橋悠依(イトマン東進)が攻めて、先行逃げ切りを図る。後半、松本信歩(東京ドームS/早稲田大学)が追い上げるも届かず。大橋が2分09秒17で1位を獲得。松本は2位だったが、自己ベストを更新する2分09秒90をマークし、ふたりで派遣標準記録を突破した。

女子200m個人メドレー/大橋悠依(イトマン東進)、松本信歩(東京ドームS/早稲田大学)、木村敬一(東京ガス) ©フォート・キシモト

女子800m自由形決勝は、梶本一花(枚方SS/同志社大学)、小堀倭加(あいおいニッセイ/相模原市水泳協会)のふたりが先行。後半に入っても並んだままでレースを展開しつつ700mの時点で小堀が少し前に出る。それを梶本がもう一度追いかけて最後はタッチ差に持ち込むも、小堀が8分26秒62で逃げ切り1位。梶本は8分26秒96の2位となった。

女子800m自由形/小堀倭加(あいおいニッセイ/相模原市水泳協会) ©フォート・キシモト

女子50m自由形決勝は、好スタートを切った神野ゆめ(中京大学)、相馬あい(ミキハウス)のふたりを後半逆転した池江璃花子(横浜ゴム/ルネサンス)が24秒88で1位となった。

女子50m自由形/池江璃花子(横浜ゴム/ルネサンス) ©フォート・キシモト

今大会最後を締めくくるのは、男子1500m自由形。全員が派遣標準記録突破を目指し、前半から積極的に攻めていく。だが、一人、また一人と少しずつ脱落する選手がいるなかで、最初のペースを守ってトップに立ったのは、高校1年生の今福和志(枚方SS/四条畷学園高)だった。
中盤、苦しいところでも何とか粘り、100m1分00秒後半から01秒前半をキープ。最後の鐘が鳴らされ、スパートをかけようとしたが今福の体力も限界ギリギリ。それでももう一度踏ん張り、15分04秒36の大ベストを出して1位。日本高校新記録を樹立し、涙を流しながらガッツポーズを見せた。

男子1500m自由形/今福和志(枚方SS/四条畷学園高) ©フォート・キシモト

これで、8日間にも及ぶ戦いがすべて終了。
大会を終えて、データは以下の通り。

■新記録
学生記録 2
高校記録 3
中学記録 3

■派遣標準記録突破選手
19人(男子:9人、女子10人)
13種目
派遣Ⅱ突破:16人
派遣Ⅲ突破:3人