2013.08.18
第81回日本高等学校選手権水泳競技大会
長崎県・長崎市民総合プールで行われているインターハイ2日目。世界水泳選手権代表の五十嵐千尋選手(日大藤沢高)は、貫禄を見せて200m自由形で優勝したものの、2分00秒27で目標としていた大会記録に届かず、「最後のインターハイだったので、何かを残したかった。悔しいですね」と唇を噛みしめました。反対に納得のタイムで優勝したのが、200mバタフライの藪美涼選手(武蔵野高)と坂井聖人選手(柳川高)の2人。前半の100mを1分01秒56というハイペースで折り返して、そのまま他を寄せつけずに2分09秒05で制した藪選手の目は「世界を考えると前半を0秒台で入って、後半にもっと粘れるようになりたい」と、すでに世界を見据えていました。坂井選手は1分56秒78の好タイムに「インターナショナルのタイムを切れているし、優勝したこともうれしい」と納得の表情。8月26日からドバイで行われる世界ジュニア選手権の代表でもある2人は、世界の舞台でもさらなる活躍が期待されます。
明日の大会3日目は、初日に200m個人メドレーで大会2連覇を達成した樋口恵夢選手(市川学園)が出場します。さらに世界ジュニア選手権代表の砂間敬太選手(天理高)も200m背泳ぎに登場。情熱の力溢れる若武者たちに、引き続きご声援をよろしくお願いいたします。