2013.08.20

第81回日本高等学校選手権水泳競技大会

熱戦が繰り広げられたインターハイも最終日。「100mだけは譲れない」と強い気持ちで臨んだ安江貴哉選手(豊川高)が、100mバタフライを53秒08で制しました。狙っていた高校記録には届かず「タイムがいまいちなので悔しいですが、優勝できたことは満足です」と話しました。世界水泳選手権代表の渡部香生子選手(武蔵野高)は、100m平泳ぎで安定した力を見せて1分08秒58で優勝。「8秒台もそこまで悪くないタイム。前向きにとらえたい」と話し、明るい表情を見せていました。
そして女子の400mフリーリレーは、埼玉栄高校と豊川高校の勝ったほうが総合優勝、という命運をかけた戦いとなりました。序盤は100m自由形で優勝した石森瑞奈選手要する埼玉栄が飛び出し、豊川が少し遅れる展開。最終泳者に引き継いだ時点で、埼玉栄が2位、豊川が4位。ここから一気に差を詰めた豊川の最終泳者、森山幸美選手が埼玉栄を100分の9秒で逆転して3位に食い込み、埼玉栄は5位。ここで女子総合優勝を決めた豊川が、男女ともに総合優勝を果たしました。
4日間、長崎で熱戦を繰り広げた高校生たちへのご声援、ありがとうございました。明日からは、第53回全国中学校水泳競技大会が静岡で行われますので、引き続き若い力へのご声援をよろしくお願いいたします。