FINAワールドカップ2013 中東シリーズ ドバイ&ドーハ大会
10月17、18日ではドバイで、20、21日にはドーハでFINAワールドカップ2013 中東シリーズが行われました。
ドバイ大会では、日本チームの名前の横に『WR』の文字が躍りました。4×50m男女混合フリーリレー、1泳は塩浦慎理選手。21秒63の1位で飛び出すと、この中東シリーズ絶好調で常に表彰台をキープし、ドバイ大会の100m背泳ぎで優勝した赤瀬紗也香選手にバトンタッチ。25秒28で順位を4位に落としますが、3泳の伊藤健太選手が引き継ぎ0秒00という最高の飛び出しから20秒70の好タイムを叩き出して再度1位に踊り出ます。そしてアンカーを任されたのは、渡部香生子選手。24秒91で逃げ切って、モスクワ大会でロシアチームが出した1分33秒01を0秒49縮めて、1分32秒52の世界新記録で優勝を飾りました。
ドバイから移動した翌日にレースが行われたドーハ大会。トビウオジャパンは快進撃を続けます。尻上がりに調子を上げてきた渡部香生子選手が、初日の100m平泳ぎで3位に入ると、2日目の200mでは2分18秒90で金メダルを獲得しました。大塚美優選手も200mバタフライで銅メダル、400m個人メドレーで銀メダルを獲得。
ドバイ大会で世界記録を樹立した4×50m男女混合フリーリレーですが、このドーハ大会でロンドン五輪50m自由形金メダリストのフローラン・マナドゥを要するフランスチームが、1分31秒14で日本チームの世界記録を塗り替えられてしまいました。
惜しくも世界記録は残りませんでしたが、世界という舞台で個人だけではなく、チームとして常に表彰台に上り続けたのは、日本人選手のレベルが上がっていることを証明してくれました。
10月12日から始まった中東シリーズも終わり、タフな日程をこなした7人のトビウオたちは、今後の大会でも成長した姿を見せてくれるに違いありません。世界を舞台に戦い続ける選手たちに熱いご声援をこれからもよろしくお願いいたします。
ドバイ大会の結果はこちらから
http://www.omegatiming.com/Competition?id=00010D0208FFFFFFFFFFFFFFFFFFFFFF&sport=AQ&year=2013
ドーハ大会の結果はこちらから
http://www.omegatiming.com/Competition?id=00010D0209FFFFFFFFFFFFFFFFFFFFFF&sport=AQ&year=2013