FINA競泳ワールドカップ2013 アジアシリーズ 東京大会 第1日目
FINA競泳ワールドカップ2013 アジアシリーズ 東京大会の第1日目から、短水路日本新記録と短水路世界新記録が樹立されました。
まずは女子100mバタフライ決勝。ロンドン五輪でこの種目銅メダルを獲得しているアリシア・クーツ選手(オーストラリア)に、前半から食らいつき、56秒09の短水路日本新記録を樹立したのは加藤ゆか選手(東京SC)。「日本新記録を狙っていたので、出せてよかった。東洋大学の学生たちと練習するようになって、自分でいろいろ考えるようになって心に余裕ができた。新しい自分になれて、それが夏の悔しさを晴らす原動力になっている」と、笑顔を見せました。
次に瀬戸大也選手(JSS毛呂山)と萩野公介選手(東洋大学)の対決があった100m個人メドレー。自由形スプリンターの塩浦慎理選手(中央大学)とウラジミール・モロゾフ選手(ロシア)、この種目の短水路日本記録保持者の藤井拓郎選手(コナミ)も出場する見応えのあるレースが展開されました。
前半から快調に飛び出したのは萩野選手。バタフライ、背泳ぎを終えて50mを23秒40の1位で折り返すと、そのまま逃げ切って51秒58の短水路日本新記録で優勝。
「予選を泳いだ感じだと51秒7くらいだと思っていたので、この記録はうれしい。練習の成果が出ているのかなと思います」
最後の種目となったのは、4×50m混合メドレーリレー。オーストラリアチームは、今大会の4日前に行われていたシンガポール大会で世界記録を樹立。今大会も背泳ぎ、平泳ぎに男子、バタフライ、自由形に女子を配置して臨み、記録をさらに伸ばす1分37秒84の短水路世界新記録で優勝を飾りました。
明日も短水路世界新記録、短水路日本新記録が期待されるレースが続きます。日本国内で行われる、今年最後の主要大会。来年に向かって進むトビウオたちへのご声援をよろしくお願いいたします。
公式記録はこちら(オメガライブタイミング)
http://www.omegatiming.com/Competition?id=00010D020BFFFFFFFFFFFFFFFFFFFFFF&day=1