第36回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会 最終日
ジュニアスイマーたちの祭典、第36回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会も最終日を迎えました。
大会最後の個人種目となった100m自由形で、中学1年生と高校3年生がレベルの高い記録を叩き出しました。昨日、50mで短水路日本中学新記録を出した池江璃花子選手(ルネサンス亀戸)が、13?14歳区分女子100m自由形でも54秒40の短水路日本中学新記録を樹立。
男子も負けじと47秒95の短水路日本高校新記録を出したのは、坂田怜央選手(イトマン)でした。坂田選手は「前半を22秒台で入れば、後半も持つかなと思っていました。直前の合宿では、練習中にベストが出るくらい調子が良くて、自信がありました」と話しながらも、「塩浦慎理さんや中村克さんとは、まだ1秒くらいの差がありますから……、このタイムが速いとは思っていない」と、満足せずにさらに上を目指します。
最終日の大会記録は31個、短水路日本高校新記録と短水路日本中学新記録が1個ずつ樹立され、4日間で会場に鳴り響いた新記録コールは118回を数えました。うち、大会新記録が107(タイ記録2含む)、短水路日本学童新記録は6、短水路日本中学新記録は4(タイ記録1含む)、短水路日本高校新記録が1、誕生しています。
閉会式では、鈴木大地会長も将来のオリンピック選手がここから誕生することを期待していると話し、大会は大盛況のうちに幕を閉じました。
今大会の総合順位、年齢区分順位、最優秀選手と優秀選手、育成コーチとして表彰された方々は、以下のとおりです。
<総合順位>
優勝 東京スイミングセンター
準優勝 イトマンスイミングスクール
3位 スウィン大宮スイミングスクール
4位 スウィン大教スイミングスクール
5位 豊川高等学校
6位 NECグリーンスイミングクラブ溝の口
7位 枚方スイミングスクール
8位 スポーツクラブ&スパ ルネサンス亀戸
<13?14歳区分順位>
優勝 東京スイミングセンター
準優勝 フィットネスクラブ東京ドーム
<15?16歳区分順位>
優勝 イトマン
準優勝 スウィン大教
<CS区分順位>
優勝 イトマンスイミングスクール
準優勝 豊川高等学校
<最優秀選手表彰(CSクラス)>
五十嵐千尋選手(日本大学藤沢高等学校)
坂田怜央選手(イトマンスイミングスクール)
<優秀選手表彰>
・13?14歳区分
長谷川涼香選手(フィットネスクラブ東京ドーム)
阪本祐也選手(大紀スイミングクラブ)
・15?16歳区分
大本里佳選手(イトマンスイミングスクール)
吉田冬優選手(三菱養和スイムスクール)
<育成コーチ表彰>
・CSクラス
武田悦夫コーチ(日本大学藤沢高等学校)
西脇正人コーチ(イトマンスイミングスクール)
・13?14歳区分
飯塚正雄コーチ(フィットネスクラブ東京ドーム)
中井克樹コーチ(大紀スイミングクラブ)
・15?16歳区分
上野昌宏コーチ(イトマンスイミングスクール)
中川智之コーチ(三菱養和スイムスクール)
4日間の熱い戦いも終了し、ジュニアスイマーたちも4月の日本選手権や夏の全国大会に向けたスタートを切りました。これからの日本水泳界を支えるジュニアスイマーたちへのご声援、どうもありがとうございました。これからも応援をよろしくお願いいたします。
最終日のリザルトはこちら
http://swim.seiko.co.jp/2013/S70612/index.htm