2014.04.09
第90回日本選手権水泳競技 前日練習
辰巳の森緑道公園も葉桜が目立つようになった今日、第90回日本選手権水泳競技の前日練習が行われました。
リオデジャネイロ五輪への中間年となる今年は、世界大会がないものの、ステップアップとして非常に重要な1年になります。
昨年、世界チャンピオンとなった瀬戸大也選手(JSS毛呂山)は「それはもう意識していません。とにかく自分のレースをして、代表権をとるだけです」と話しました。
また、2年連続の6冠を目指す萩野公介選手(東洋大)は「まだ世界記録を狙うところまではいかないけど、400m個人メドレーで4分04秒か05秒あたりは狙う」と好調をアピール。初日から始まるライバル同士の戦いに注目です。
昨年のリベンジを誓う鈴木聡美選手も「いい練習ができています。まだまだだが、水面を滑るような理想の泳ぎに近づいている」と、調整が順調な様子もうかがえました。
新たな強化ポイントを見つけ出した星奈津美選手(ミズノ)や、今年3月のオーストラリアでの大会で200m個人メドレーで日本記録、200m平泳ぎで高校記録を樹立した渡部香生子選手(JSS立石)も好調な様子。好記録が期待されます。
いよいよ明日から始まる代表権争い。そのなかで、どんな記録が誕生するのか、どんな名勝負が繰り広げられるのか非常に楽しみです。
リオデジャネイロ五輪、そして6年後の東京五輪に向けて羽ばたく選手たちに、熱いご声援をよろしくお願いいたします。