【競泳・飛込】第82回日本高等学校選手権(インターハイ) 第2日目
熱気を増す千葉県習志野市・千葉県国際総合水泳場。「煌めく青春 南関東総体2014」の水泳競技大会の第2日目が終了しました。
最初の決勝種目、男女50m自由形では岸本梨沙選手(宇都宮中央女子)が26秒36で、難波暉選手(豊川)が23秒44で優勝しました。
女子200mバタフライでは、藪美涼選手(武蔵野)が2分09秒95でこの種目3連覇を果たしました。「事前の合宿では良い泳ぎができていたが、タイムを出さないと、という意識がプレッシャーになってしまって少し固くなった。最後はきつかったけど、3連覇したい気持ちが強かったので頑張れました」と、ほっとした表情を浮かべます。
男子200mバタフライは、矢島優也選手(春日部共栄)が1分57秒11で、2位に2秒以上の差をつけて初優勝を飾りました。女子200m自由形は2分01秒90で石原愛由選手(柳川)が制しました。
今日の決勝で会場をわかせたのは、地元の松本克央選手(千葉商大付属)の男子200m自由形でした。前半を52秒03で入ると、後半もそのまま耐えきって1分48秒77の好タイムで優勝を飾りました。「レース前は何秒が出るか楽しみだったし、持ち味の前半を生かせて、後半は練習の成果が出た良いレースだった」と自分の泳ぎを振り返りました。
女子100m背泳ぎは西脇怜奈選手(鶴岡南)が0.07秒差を制して1分01秒55で優勝、男子は堀田恵路選手(慶応)が55秒87で優勝しました。
飛込競技の決勝は男子3m飛板飛込が行われました。自由選択飛の6本目、安定した演技を見せていた荒木宥図選手(帝京長岡)が405Cをミスで48.60。
2位につけていた須山晴貴選手(松徳学院)が6本目の5337Dを決めて82.25を叩き出しますが、惜しくも1.25ポイント差で荒木選手が総合ポイント596.10点で優勝しました。
明日の競泳競技はメドレーリレーを含めて5つの決勝種目、飛込競技は女子3m飛板飛込が行われます。
暑い夏の日差しに負けないくらいの熱戦を繰り広げる、明日を担う若き選手たちへのご声援をよろしくお願いいたします。