【競泳・飛込・シンクロ】第37回全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会 4日目
第37回全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会も4日目を迎えて、辰巳国際水泳場はさらに熱気が増してきました。
15〜16歳区分男子200m個人メドレーの予選で、2分05秒41の大会新記録を樹立した竹内智哉選手(ヨコハマSC)。決勝でも前半から積極的に攻めて、最後の自由形でもほかの選手を引き離し、予選の記録をさらに上回る2分02秒97の大会新記録で優勝。
CS女子200m個人メドレーには、パンパシフィック水泳選手権に出場していた大本里佳選手が出場。「パンパシフィックでは目標としていた11秒が出なかったので、リベンジしたい」。そう話していた大本選手ですが2分13秒04で目標タイムに届かないものの、2位以下に2秒以上の差をつけて優勝しました。
13〜14歳区分男子400mフリーリレーは、全国中学の50mを大会新記録で制した村上雅弥選手を第1泳者に持ってきた坂出伊藤SSチームが抜け出して、最後までトップを譲らず3分37秒55の大会新記録で優勝しました。
15〜16歳区分男子400m自由形では岡本拓巨選手(KRR・AC)が3分54秒83の好タイムで泳ぎ、昨日の200mに続いて大会新記録を樹立し、15〜16歳区分女子200m平泳ぎでは予選で赤石咲乃選手(ピュア大和)が2分28秒45の大会新記録を樹立しました。
競泳競技の4日目は予選も含めて大会新記録が4つ樹立され、合計18個の新記録が生まれています。
大阪・大阪プールで行われている飛込競技は今日が最終日。3つの決勝種目が行われました。
12〜13歳区分女子1m飛板飛込で安田舞選手(米子DC)が荒井祭里選手(JSS宝塚)との接戦を制して、299.30で優勝。14〜15歳区分飛板飛込では後半4本の演技を決めて、中秀太郎選手(石川DC)が435.75で優勝しました。
16〜18歳区分女子高飛込は、昨日の3mシンクロ飛板飛込でペアを組んだ榎本遼香選手(栃木DC)と佐々木那奈選手(JSS宝塚)が優勝を争う展開に。中盤は佐々木選手が先行しますが、ラストの演技で榎本選手が5235Dを決めて79.80を獲得して逆転。325.60で榎本選手が優勝を果たしました。
最後に最優秀選手、優秀選手が発表され、女子最優秀選手には板橋美波選手(JSS宝塚)が、女子優秀選手には9〜11歳区分1m飛板飛込で優勝した木村つづみ選手(JSS宝塚)が選ばれました。男子の最優秀選手には西田玲雄選手(大阪水泳学校)が選ばれ、優秀選手には木村選手と同じく、9〜11歳区分1m飛板飛込で優勝した梶谷侑雅選手が選ばれました。
クラブ別の結果は、1位がダントツの103点を獲得したJSS宝塚、2位は米子DC(47点)、3位は大阪水泳学校(43点)と続き、大会に幕を下ろしました。
シンクロ競技は13〜15歳区分フリールーティンのソロ、デュエット、チームの決勝がそれぞれ行われました。
ソロでは井村シンクロクラブの安永真白選手が143.6167で優勝。デュエットも井村シンクロクラブが強さを見せて143.1445で、大屋希良々選手・公門なつの選手ペアが優勝しました。チームでは142.2659で、2位以下に5ポイント近く差をつけて井村シンクロクラブチームが優勝。13〜15歳区分ではソロ、デュエット、チームのすべてを井村シンクロクラブが制しました。
競泳競技は明日が最終日。ジュニア選手たちも元気いっぱいの熱い泳ぎを見せてくれることでしょう。シンクロ競技も明日が最終日で、16〜18歳区分フリールーティンのソロ、デュエット、チームの決勝が行われます。
今後、日本を代表する選手に成長するであろうジュニアたちの泳ぎに、明日も引き続きあたたかいご声援をよろしくお願いいたします。
競泳・飛込・シンクロ各競技の結果はこちらから
http://swim.seiko.co.jp/index.html