2014.09.20
【飛込】 第90回日本選手権水泳競技飛込競技 2日目
東京・辰巳国際水泳場での第90回日本選手権水泳競技飛込競技も2日目を迎え、男子3m飛板飛込と女子高飛込の決勝が行われました。
男子3m飛板飛込では、大接戦を演じた長崎国体に続いて寺内健選手(ミキハウス)と坂井丞選手(日本体育大)の戦いになりました。国体では敗れた寺内選手でしたが、今日は高いレベルで安定した演技を見せます。1本目の205Bこそ70点台でしたが、2本目以降は80点台をキープ。3本目の5353Bでは87.45の高得点を出す演技で、トータル494.45で優勝。坂井選手にリベンジを果たし、3連覇を成し遂げました。
坂井選手も、国体で94.50を出した307Cで89.25を出しますが、あと一歩届かず。しかし、ふたりとも国体での総得点を上回り、アジア大会に向けても準備が整ってきている様子です。
1本目の107Bで69.00を獲得した辰巳楓佳選手(JSS宝塚)が、好スタートを切ったかと思われた女子高飛込決勝。辰巳選手が2本目でミス、54.00で2位に下がります。
代わってトップに立ったのは、中学生の三上紗也可選手(後藤ヶ丘中)。しかし、三上選手も3本目にミスダイブ、辰巳選手がトップを奪い返します。4、5本目は70点台でしたが、最後の407Cで60.80とヒヤッとする場面もありましたが、辰巳選手がトータル332.20で優勝し、昨年に続いて連覇を果たしました。
明日が日本選手権の最終日となり、女子1m飛板飛込、男子高飛込の決勝と、男女10mシンクロの決勝の4種目が行われます。
たった1秒足らずの演技から、ノースプラッシュの一瞬にかけるダイバーたちへのご声援を引き続きお願いいたします。