2015.02.08

【飛込】飛込国際大会派遣選手選考会 2日目

2015年に行われる国際大会の飛込代表を選考する、飛込国際大会派遣選手選考会も2日目が終わりました。

2日目は、女子3m飛板飛込、男子高飛込の決勝が行われました。

女子3m飛板飛込では、激しく順位が入れ替わる展開になりました。
1本目、高飛込で優勝した佐々木那奈選手(JSS宝塚)が405Cを64.80でトップに立ち、それを板橋美波選手(JSS宝塚)と渋沢小哉芳選手(セントラルN)が追いかける展開。高飛込で敗れた板橋選手が2本目の5152Bで逆転し、佐々木選手は3位に後退。そのまま板橋選手がトップを走るかと思われましたが、3本目の205Bで43.50のミスダイブ。その隙にトップを奪ったのは、1本目は4位と出遅れた渋沢選手でした。板橋選手は4本目の305Bを64.50、5本目の107Bは71.30で1位の演技を見せますが、4、5本目をミスなく乗り切った渋沢選手には惜しくも届かず。311.05で優勝を果たしたのは、渋沢選手でした。板橋選手は309.80の2位、そして馬淵優佳選手(JSS宝塚)との接戦を制した榎本遼香選手(作新学院)が、282.15で3位に入りました。

男子髙飛込は、アジア大会代表の村上和基選手(JSS白子)が1、2本目を80点台でトップに立ちますが、3本目で57.60のミスダイブが響き、一気に順位を下げてしまいます。逆に3本目の407Bで91.20を出した、村上選手と同じくアジア大会代表の岡本優選手(JSS宝塚)がトップに立ちます。岡本選手は5本目の307Cでミスがあって40.80となりましたが、前半に点差が開いていたこともあって1位をキープ。最後の6本目は90点台でカバーして、459.80で岡本選手が優勝を果たします。

4本目まで2位をキープしていた村上選手でしたが、岡本選手と同様に5本目で45.90のミスダイブで順位を落とし、代わりに順位を上げた萩田拓馬選手(静岡ビル保善)がそのまま433.20で2位、村上選手は423.40で3位となりました。

今大会の結果をもとに、2015年の国際大会代表選手は2月10日に決定される予定です。

2日間、代表権をかけて戦い抜いた選手たちへのご声援、ありがとうございました。
一瞬の演技とノースプラッシュにかける飛込選手たちへのご声援を引き続きよろしくお願いいたします。

※写真1 女子3m飛板飛込で優勝し、インタビューを受ける渋沢選手
※写真2 渋沢選手の演技
※写真3 男子高飛込で優勝した岡本選手

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