2015.03.27

【競泳・水球】第37回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会 3日目

第37回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会も3日目を迎え、東京辰巳国際水泳場では競泳競技が開始されました。

開会式では鈴木浩二大会実行委員長の挨拶に始まり、選手代表として池江璃花子選手(ルネサンス亀戸)が「支えてくださった方々への感謝を胸に、2016年のリオデジャネイロ五輪、2020年の東京五輪を目指して、最後まで全力で泳ぎ切ることを誓います」と力強く選手宣誓を行いました。

競泳初日は8種目の予選と決勝が行われ、大会新記録が7、短水路日本学童新記録が2、短水路日本中学新記録が2、合計11の新記録が誕生しました。

その中学新記録は、女子15〜16歳区分400m自由形で佐藤千夏選手(スウィン大教)が予選で4分06秒55で樹立し、決勝では4分05秒45で予選の記録をさらに上回る快泳を見せてくれました。
「新記録は予選から狙っていました。予選は後半のラップタイムが悪かったので、決勝では前半は予選と同じように泳いで、後半をもっと上げてくるプランでした。でも、日本選手権の400m自由形で4分08秒を目標にしていたので、短水路では4分4〜5秒くらいは出したかったです」(佐藤選手)
その言葉通り、予選で2分00秒50で入った前半の200mを決勝でも2分00秒91で回り、後半の300mで予選のラップタイムを上回ると、ラストスパートでタイムを上げてプラン通りのレースを展開しました。

2つの短水路日本学童新記録のうちのひとつは、最初の決勝種目だった女子11〜12歳区分200m自由形で、栗山百花選手(ダンロップスポーツ)が2分01秒55で樹立。もうひとつはその次の決勝種目だった、女子11〜12歳区分100m背泳ぎで泉原凪沙選手(コナミ天王町)が、惜しくも59秒台には届きませんでしたが、前半を28秒92で入る積極的なレースを展開して1分00秒10の好記録で樹立しました。

また、10歳以下区分女子50mバタフライの予選で29秒08の大会新記録を出した中田圭帆子選手(イトマン横浜)は、決勝で28秒82まで記録を伸ばし、さらに50m自由形でも27秒34で大会記録を更新しました。

そのほかの結果は、下記URLからご覧ください。

千葉県国際総合水泳場で行われている水球競技2日目の結果は、以下の『ダウンロードはこちら』からご覧ください。

競泳競技は、初日からレベルの高い新記録が樹立され、一気に会場が盛り上がりました。
東京辰巳国際水泳場と千葉県国際総合水泳場の2会場で熱戦を繰り広げている、ジュニア選手たちの活躍からは目が離せません。

日本水泳界の明日を担う逸材が集まる夢の全国大会。若きトビウオたちが全力を出し切れるよう、皆さまのご声援をよろしくお願いいたします。

※写真1 選手宣誓をする池江璃花子選手
※写真2 400m自由形で短水路日本中学新記録を樹立した佐藤選手の泳ぎ
※写真3 200m自由形で短水路日本学童新記録の栗山選手

競泳競技のリザルトはこちら
http://swim.seiko.co.jp/2014/S70612/index.htm

1427541551-jo2015spday2.pdf