【競泳・水球】第37回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会 4日目
第37回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会も4日目を迎え、東京辰巳国際水泳場で行われている競泳競技は2日目、千葉県国際総合水泳場での水球競技も3日目を終えました。
競泳競技は8種目の予選決勝が行われ、10歳以下区分と11〜12歳区分の全種目が終了しました。この日に樹立されたのは、短水路日本学童新記録が1、大会新記録が4。
短水路日本学童新記録は、競泳競技1日目の100m背泳ぎに引き続き、泉原凪沙選手(コナミ天王町)が女子11〜12歳区分50m背泳ぎで樹立。27秒75というレベルの高いスピードを見せて、2位に1秒41もの差をつけて優勝を飾りました。
「タイムにこだわりました。自己ベストが出てうれしいです。現役選手での目標は赤瀬紗也香選手(日本体育大学)ですが、寺川綾さんを目指したいです」(泉原選手)
女子10歳以下区分50m背泳ぎでは「オリンピックに出場したい」と夢を語った森田眞心選手(大野城SC)が30秒17で大会新記録を樹立。
女子13〜14歳区分400m個人メドレーでは、今井月選手(本巣SS)が「今の目標は自分の記録をどんどん更新すること。今後は平泳ぎ、個人メドレーともに記録を更新していって、リオデジャネイロ五輪を目指します」と話したとおり4分32秒16で、男子15〜16歳区分400m個人メドレーは竹内智哉選手(ヨコハマSC)が4分09秒90でそれぞれ大会新記録を樹立しました。
競技終了後に優勝、準優勝チーム、優秀選手及び優秀コーチの発表が行われました。10歳以下区分と11〜12歳区分の2区分で樹立された新記録は、短水路日本学童新記録が3、大会新記録が7となりました。
・10歳以下区分
優勝:スウィン鷲宮
準優勝:枚方SS
・11〜12歳区分
優勝:ダンロップスポーツ
準優勝:東京SC
・優秀選手
女子10歳以下区分:森田眞心選手(大野城SC)
男子10歳以下区分:林大輝選手(枚方SS)
女子11〜12歳区分:泉原凪沙選手(コナミ天王町)
男子11〜12歳区分:鈴裕一郎選手(能美SC)
・育成コーチ
女子10歳以下区分:春口香里菜コーチ(大野城SC)
男子10歳以下区分:岡本徹コーチ(枚方SS)
女子11〜12歳区分:小泉貴弘コーチ(コナミ天王町)
男子11〜12歳区分:高木清三コーチ(能美SC)
千葉県国際総合水泳場で行われている水球競技3日目の結果は、以下の『ダウンロードはこちら』からご覧ください。29日にはいよいよ準決勝が行われ、決勝を戦うチームが決定します。
東京辰巳国際水泳場と千葉県国際総合水泳場の2会場で熱戦を繰り広げている、ジュニア選手たちの活躍からは目が離せません。
日本水泳界の明日を担う逸材が集まる夢の全国大会。若きトビウオたちが全力を出し切れるよう、皆さまのご声援をよろしくお願いいたします。
※写真1 短水路日本学童新記録を樹立した泉原選手
※写真2 10歳以下区分、11〜12歳区分の優勝・準優勝チーム
※写真3 10歳以下区分、11〜12歳区分の優秀選手及び育成コーチ