2015.03.29

【競泳・水球】第37回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会 5日目

第37回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会は5日目を迎え、競泳競技は3日目となり13歳以上の選手を中心に、東京辰巳国際水泳場は熱気に包まれています。この日は11種目の予選決勝が行われ、予選から短水路日本中学新記録、大会新記録が誕生するレベルの高い泳ぎを見せてくれました。

競泳競技初日に400m自由形で短水路中学新記録を出した佐藤千夏選手(スウィン大教)は、この日に女子CS800m自由形で8分23秒19の短水路日本中学新記録を樹立して優勝。好調を維持した今大会の勢いを4月の日本選手権につなげていきたいところ。

その佐藤選手を女子15〜16歳区分200m自由形で破ったのは、「ほかの種目でも、短水路日本中学新記録が出ると刺激になります」と話した牧野紘子選手(東京ドーム)。1分56秒98の大会新記録で優勝しました。

女子13〜14歳区分50m平泳ぎ予選で31秒02の短水路日本中学新記録を樹立した宮坂倖乃選手(コナミ北浦和)は、決勝では30秒台に突入。30秒60まで記録を一気に伸ばして優勝を果たします。
「先月のコナミオープンから浮き上がりを改善してきました。それと、プルでかけていなかったところが、だんだんできるようになってきています。スタート、ターンが得意ではないので、そのあたりも練習していきたいです」(宮坂選手)

ほか、惜しくも予選の記録は超えられませんでしたが、女子13〜14歳区分50m背泳ぎでは酒井夏海選手(スウィン南越谷)が予選で27秒23、女子CS400mフリーリレーではルネサンス亀戸チームが3分45秒79の短水路日本中学新記録を樹立しました。

女子13〜14歳区分と15〜16歳区分の50mバタフライでは、短水路世界ジュニア新記録も樹立され、大いに盛り上がった3日目。そのほかの結果は、以下リンクからご覧ください。

4日目を迎えた、千葉県国際総合水泳場で行われている水球競技は各区分で準決勝が行われ、最終日には3位決定戦と決勝戦が行われます。
A区分(12歳以下の男女・ただし中学生は除く)の決勝は、山口水球クラブと三重WPスターズとの対決。B区分(15歳以下の男子)は石川イーグルスと、準決勝で15得点を挙げた山形水球クラブとの対決となり、C区分(15歳以下の女子)は京都踏水会水泳学園と、A区分でも決勝戦まで勝ち上がった三重WPスターズとの対決となります。

水球競技の結果詳細は、以下の『ファイルダウンロードはこちら』からご覧ください。

東京辰巳国際水泳場と千葉県国際総合水泳場の2会場で熱戦を繰り広げられている全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会も、残すところあと1日となりました。

日本水泳界の明日を担う逸材が集まる夢の全国大会。若きトビウオたちが全力を出し切れるよう、皆さまのご声援をよろしくお願いいたします。

※写真1 800m自由形で短水路日本中学新記録を樹立した佐藤千夏選手
※写真2 50m平泳ぎで短水路日本中学新記録の宮坂倖乃選手
※写真3 水球競技B区分で15得点を挙げた山形水球クラブ

競泳競技の結果はこちら
http://swim.seiko.co.jp/2014/S70612/index.htm

1427664969-2015jospday4.pdf