【競泳】第91回日本選手権水泳競技大会 競泳競技が明日から始まります
リオデジャネイロ五輪を翌年に控えた今シーズン。五輪を目指す上でも重要な世界大会である、ロシア・カザンで行われる第16回世界水泳選手権の代表選考会を兼ねた、第91回日本選手権水泳競技大会 競泳競技が、東京辰巳国際水泳場で明日から開催されます。
公式練習日だった6日は、それぞれが自分の泳ぎ、感覚を確かめるようにしてウォーミングアップを行い、明日からの戦いに備えていました。
世界水泳選手権での金メダルの期待がかかる、萩野公介選手(東洋大学)も「泳ぎがまとまっている。今大会は、良いタイム、良い内容のレースをしたいですし、それが世界へのトップにつながると考えています」と、気合いも十分。
その萩野選手のライバルでもある瀬戸選手も、この冬に取り組んだ背泳ぎのキック強化に手応えを感じています。「今までよりも楽にキックが打てるようになりました。昨年より最終調整はうまくいっています。出場する種目すべてで、0.01秒でもいいから自己ベストを更新したい」。
今大会は100m平泳ぎのみに絞って出場するベテランの北島康介選手(アクエリアス)も、合宿中のケガがありながら、レースに対するモチベーションは昨年よりも高い、と話します。「今現在の状態のなかでの最高の泳ぎは、できる自信はあります。良いパフォーマンスをしたい、という思いから去年よりモチベーションは高い。とにかく、自分の納得できる泳ぎをしたいと思います」。
「自分にも期待している。リオデジャネイロ五輪のためにも、今年タイムを上げることは世界へのアピールにもつながると考えています。100m背泳ぎで日本記録、200m背泳ぎでも昨年アジア大会で出した記録(1分53秒26)は上回る泳ぎをしたい」
そう話したのは、入江陵介選手(イトマン東進)。一昨年のシーズンオフ、腰痛を抱えながらも復調し、気持ちも吹っ切れて気合いは十分な様子。
今大会は、特種目(バタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ)の50m種目と、400m以上の種目以外は、準決勝を行うスケジュール。
1日目には、萩野選手が登場する400m自由形の予選決勝が行われます。もうひとつの決勝種目である男子50m平泳ぎには小関也朱篤選手(ミキハウス)やヒジの手術を乗り越えた立石諒選手(ミキハウス)、女子同種目には「高地で良いトレーニングができた」という渡部香生子選手(JSS立石)、「スピードが出せる泳ぎになってきた」という鈴木聡美選手(ミキハウス)が登場します。
いよいよ世界への切符をかけた、熱く、激しい選手たちの戦いが始まります。
皆さまのご声援をよろしくお願いいたします。
※インタビューを受ける萩野公介選手
※言葉をひとつ一つ選びながら答える、北島康介選手
※表情も明るい入江陵介選手
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