【競泳】ジャパンオープン2015(50m)が明日開幕!
もう夏を感じさせるほどの暖かさが続く5月。
東京辰巳国際水泳場では、ジャパンオープン2015(50m)が明日、22日から3日間の日程で開催されます。
4月の日本選手権の激しい代表権争いを勝ち抜いた選手たちは『JAPAN』チームとして、今大会に出場します。
先週末にはオーストラリア遠征を行い、連日に渡る移動やレース、そして厳しいトレーニングの疲れもあるなかで、夏へのステップとなる泳ぎをすることができるかどうかに注目です。
また、今大会は専門種目以外の種目にエントリーしている選手も多数います。たとえば「中学生のとき以来です」と話す萩野公介選手(JAPAN)は、1500m自由形にエントリー。入江陵介選手(JAPAN)も200m個人メドレーに出場するなど、専門外の泳ぎが見られるのも今大会の見どころです。
萩野選手のライバルである瀬戸大也選手(JAPAN)は「平泳ぎのキックの引っかかりが悪い感じはします。でも、初日の200mバタフライで良い記録で泳げれば、そのまま勢いに乗って泳ぎも良くなると思います」と、疲れがありながらも前向きなコメントを残してくれました。
今回は平泳ぎに加えて、100m自由形にも出場する渡部香生子選手(JAPAN)。「世界水泳選手権へのシミュレーションとして泳げれば良いかなと思っています。周りを気にせず、自分に集中して臨みたい。日本代表選手として自覚を持って、恥じないレースをしたいですね」。夏の本番に向けて、今大会をステップアップとできるかどうか、明日からの泳ぎに期待したいところ。
もちろん、専門種目への意気込みも忘れていません。
日本選手権の100m自由形で派遣標準記録を突破できなかった内田美希選手(JAPAN)は「今大会で53秒台を出したい。前半からスピードに乗っていければ、後半も勢いで泳げると思います」と強い気持ちで臨みます。
「量、質ともにゴールデンウィーク期間で泳ぎ込みました。その成果が少しでも出せれば良いと考えています。目標としては最低でも2分07秒台で泳ぎたいところです」と話すのは、星奈津美選手(JAPAN)。本来の持ち味である後半の粘り強さを取り戻すために、厳しいトレーニングに打ち込んでいるようです。
また、この大会は世界ジュニア選手権の代表派遣選考会も兼ねています。次世代を担う若手選手たちの奮闘にも期待しましょう。
明日から始まるジャパンオープン2015(50m)、ぜひ会場で日本代表選手はもちろん、若手選手の元気な泳ぎを見に来てください。
また、会場に来られない方はUstreamでの配信も行っていますので、そちらで選手たちにあたたかいご声援をお願いいします。
※インタビューを受ける瀬戸大也選手
※公式練習で笑顔を見せる渡部香生子選手
スタートリストはこちら
http://swim.seiko.co.jp/2015/S70704/index.htm
Ustream配信はこちら
http://www.ustream.tv/channel/japanswim-tv