【競泳・飛込・水球】第38回JOC全国ジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会 2日目
ジュニア選手たちの登竜門である、第38回JOC全国ジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会は2日目を迎えました。
東京辰巳国際水泳場で行われている競泳競技では、今日も大会新記録が誕生しています。
男女の10歳以下区分50m平泳ぎの予選で、藤縄優花選手(コナミ北浦和)が34秒96、名取優輝選手(BIG木更津)が34秒63の大会新記録を樹立。決勝ではその記録を上回れませんでしたが、それぞれふたりとも危なげなく優勝しました。
「優勝できてとてもうれしいです。でも、予選よりタイムを落としてしまったことが悔しいです」(名取選手)
「大会新記録は思っていなかったので、びっくりしました。決勝でもさらに記録を更新したかったんですが、できなくて残念です」(藤縄選手)
男子10歳以下区分200mメドレーリレーでは、東京SCチームが100mまでは3位でしたが、第3泳者の辻拓海選手が30秒34のラップタイムを記録して一気に逆転。第4泳者の沖山悠太選手が逃げ切って2分11秒72の大会新記録で優勝を果たします。
この日、唯一の中高生が出場する400m個人メドレー。男女ともに15〜16歳区分において小嶋美紅選手(イトマン)が4分46秒11で、本庄智貴選手(JSS毛呂山)は4分21秒24の大会新記録で優勝。本庄選手は、CS区分の優勝記録も上回る好記録でした。
競泳競技の10歳以下区分、11〜12歳区分においてはこの2日目で全競技が終了し、10歳以下区分は男子が東京SCが総合優勝を果たし、準優勝はコナミ向日町でした。また、11〜12歳区分は総合優勝が金町SC、準優勝がダンロップSCとなりました。その他、優秀選手など一覧はこちら。
・10歳以下区分総合成績
優勝:東京SC
2位:コナミ向日町
3位:スウィン鷲宮
・11〜12歳区分総合成績
優勝:金町SC
2位:ダンロップSC
3位:東京SC
・優秀選手及び優秀コーチ
10歳以下区分優秀選手
男子:川島朝陽選手(ルネサンス両国)
女子:野井珠稀選手(鎌倉SS)
10歳以下区分育成コーチ
男子:土屋めぐみコーチ(ルネサンス両国)
女子:片山嘉将コーチ(鎌倉SS)
11〜12歳区分優秀選手
男子:落合兼優選手(セントラル千葉)
女子:増田聖乃選手(スウィン大教)
11〜12歳区分育成コーチ
男子:小屋敷えり子コーチ(セントラル千葉)
女子:山本太一コーチ(スウィン大教)
飛込競技は、男子9〜11歳区分1m飛板飛込、女子12〜13歳区分高飛込、男子14〜15歳区分高飛込、女子16〜18歳区分3m飛板飛込の4種目の決勝が行われました。
男子9〜11歳区分1m飛板飛込では、伊熊扇李選手(トビウオJrDC)が2位以下に100点近くの差をつける309.80で1本目から最後までトップを譲らない完全優勝を果たします。また、男子14〜15歳区分高飛込では、ジュニアながら世界大会で金メダルを獲得した実力を見せつけ、こちらも伊熊選手同様、最初から最後まで1位をキープしたまま498.95で優勝しました。
女子12〜13歳区分高飛込、16〜18歳区分3m飛板飛込は、金戸姉妹が大活躍。女子12〜13歳区分高飛込は、3本目からトップに立った金戸凜選手(KANETO DC)が375.00で優勝。そして16〜18歳区分3m飛板飛込では金戸華選手(KANETO DC)が、インターハイに続いて好調を維持して263.40で優勝を果たしました。
なみはやドームでの水球競技はA区分(12歳以下男女)の予選リーグ2戦目、C区分(15歳以下女子)の2回戦に加え、B区分(15歳以下男子)の25チームによるトーナメントと、E区分(18歳以下女子)16チームのトーナメントが行われました。
C区分の準決勝に進んだのは、シードの京都踏水会と松任中学校、三重WPスターズに加え、秋田水球クラブの4チームです。若き水球戦士たちは、毎日しのぎを削り、接戦を演じる見どころ満載の試合を見せつけてくれています。
未来の水泳界を背負う選手たちがライバルたちと切磋琢磨し合い、しのぎを削る夏の5大大会のひとつ、ジュニアオリンピックカップも折り返し。若さあふれる元気な泳ぎや演技に、引き続き皆さまのあたたかいご声援をお願いいたします。
※写真1 上部が11〜12歳区分の優勝・準優勝チーム、下部は10歳以下区分の優勝・準優勝チーム
※写真2 10歳以下区分の優秀選手及び育成コーチたち
※写真3 11〜12歳区分の優秀選手及び育成コーチたち
競泳競技のリザルトはこちら
http://swim.seiko.co.jp/2015/S70601/index.htm
飛込競技のリザルトはこちら
http://swim.seiko.co.jp/diving/framepage05.html