2016.01.01

2016年 年頭にあたって

あけましておめでとうございます。

 昨年は、世界選手権(ロシア・カザン)で金メダル3個を獲得するなど、実り多い年でありましたが、いよいよ今年はリオデジャネイロ・オリンピックが開催されます。2020年東京オリンピックに弾みをつけるためにも、日本水泳連盟の総力を結集したいと思っています。

 日本とはまさに地球の正反対の場所での開催とあって、気候、環境など、難しい問題がたくさんあると思われますが、大きく3つの目標をもって臨みます。
 1つ目は、競泳、飛込、水球、シンクロナイズドスイミング、オープンウォータースイミングの水泳5競技すべての参加です。世界選手権で競泳、飛込、シンクロナイズドスイミングの数種目で出場権を獲得したのに次ぎ、昨年12月のアジア選手権で水球男子が32年ぶりの出場を決めました。これに、オープンウォーターが6月の最終予選会で出場権を獲得すると、「水泳ニッポン」の全競技参加がかないます。

 2つ目は、5競技全体で2ケタのメダル。そして3つ目が「センターポールに日の丸を!」です。
競泳は、選考会が終わり、メンバーが出てきてから最終的に目標設定しますが、これまでの結果から、センターポールに日の丸はかかせないところです。選考会の結果で、上積みを期待しています。
 飛込は寺内が決まっていますが、2月にリオデジャネイロで開かれるワールドカップで、1人でも多くの選手に出場権を獲得していただきたい。
男子が出場権をとって勢いに乗る水球は、いきなりメダルは難しいでしょうが、ベスト8を目指して強化をしてもらいたいものです。
シンクロは、世界選手権に続いて、オリンピックでのメダルの奪還です。何としても、これだけは実現しなくてはいけないと思っています。

 これらを含めて、2ケタのメダル、さらにセンターポールに日の丸を掲げるべく邁進してまいります。
 皆さまには、ご声援のほど、よろしくお願いいたします。