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22日に東京、大阪、三重で開幕した、第39回 全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会も2日目の競技が終了。各地で熱戦が行われています。

東京・辰巳国際水泳場が会場の競泳競技では、この日で男女10歳以下区分と11〜12歳区分の競技は終了しました。
初日は男子が元気に大会新記録を更新しましたが、2日目は女子11〜12歳区分100mバタフライで中田圭帆子選手（イトマン横浜）が1分02秒40の日本学童新記録を樹立して優勝しました。
ほかにも、初日の50mバタフライで大会記録を樹立した丹保陸選手（スウィン南越谷）が、男子11〜12歳区分100mバタフライでも58秒19の大会新記録で優勝します。男子11〜12歳区分50m背泳ぎで忍田尊選手（イトマン古河）が28秒32で、女子15〜16歳区分400m個人メドレーで横田早桜選手（スウィン大宮西）が4分44秒46でそれぞれ大会記録を更新して優勝しました。

また、10歳以下区分と11〜12歳区分の総合結果と優秀選手、育成コーチは以下の通りです。
・10歳以下区分
優勝　イトマン
準優勝　東京SC
優秀選手　中村みなみ選手（神奈中SS）
育成コーチ　橋本茜コーチ（神奈中SS）
優秀選手　入江秀行選手（スウィンふじみ野）
育成コーチ　渡辺忠晴コーチ（スウィンふじみ野）

・11〜12歳区分
優勝　東京SC
準優勝　大野城SC
優秀選手　中田圭帆子選手（イトマン横浜）
育成コーチ　桜井徹浩コーチ（イトマン横浜）
優秀選手　加藤晃成選手（豊橋SS）
育成コーチ　植島嵩博コーチ（豊橋SS）

大阪・大阪プールで行われている飛込競技。
男子 9～11歳1m飛板飛込は、増山悟空選手（小松DC）が273.55で優勝し、2位には同じ小松DCの二羽倖駕選手が入り、ワンツーフィニッシュ。女子12～13歳高飛込は、金戸凜選手（日出中学）が制限選択飛、自由選択飛と安定して2位以下を引き離していき、388.55で優勝します。
男子14～15歳高飛込では、井戸畑和馬選手（大阪水泳学校）と金戸快選手（日出）が最後まで競る展開に。7本目を終えて、金戸選手が352.30、井戸畑選手が346.80という差でしたが、先の演技順だった井戸畑選手が最後の207Cで69.30点の演技を見せて、合計416.10を獲得。金戸選手も60点台を連続して獲得しており、ラストの305Cも悪い演技ではなかったものの点数が伸びず、58.80点。合計が411.10となり、最後の最後、井戸畑選手が金戸選手を5点上回り、井戸畑選手が逆転で優勝、金戸選手は2位となりました。
女子16～18歳3m飛板飛込は、宮本葉月選手（高知SC）が287.70で優勝。日本高等学校選手権水泳競技大会で優勝した三上紗也可選手（米子DC）は2位となり、宮本選手が雪辱を果たしました。

大阪・門真スポーツセンターでは昨日に引き続き、水球競技のA区分（12歳以下男女）とC区分（15歳以下女子）の予選リーグに加え、2日目からB区分（15歳以下男子）とE区分（18歳以下女子）のトーナメント1回戦が行われました。
A区分の予選リーグはあと2試合、C区分は残り1試合となり、決勝トーナメントへの進出を懸けた熱戦が繰り広げられています。

三重・三重交通Gスポーツの杜鈴鹿水泳場で開催されているシンクロ競技は、寺内小夏選手（SA六甲道シンクロクラブ）が、10〜12歳区分フィギュア競技で63.0400を獲得し、続く10〜12歳区分フリールーティンのソロで寺内選手が63.2333を獲得。フリールーティンでは、三上こころ選手（京都踏水会）が63.9000と寺内選手を上回りますが、フィギュア競技との合計では、寺内選手が126.2733、三上選手が124.7577となり、寺内選手が10〜12歳区分フリールーティンソロで優勝となりました。
10〜12歳区分フリールーティンデュエットは、寺内選手と井上凜々葉選手ペアのSA六甲道シンクロクラブが124.7800で優勝し、10〜12歳区分フリールーティンチームは東京シンクロクラブが122.5000で優勝を果たしました。
そして、10〜12歳区分の最優秀選手には寺内選手が、優秀選手には三上選手が選ばれました。

明日以降も日本各地でジュニア選手たちの熱戦が繰り広げられます。ジュニア選手たちに負けないくらいの熱いご声援をよろしくお願いします。

※写真1:左から競泳競技の10歳以下区分優勝、準優勝チームと、11〜12歳区分の優勝、準優勝チーム
※写真2:優秀選手、育成コーチの方々
※写真3:シンクロナイズドスイミングの10〜12歳区分最優秀選手の寺内選手（右）と優秀選手の三上選手（左）

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