【水球】第92回日本選手権水泳競技大会 水球競技 1、2日目
10月7日から東京辰巳国際水泳場で開幕した、第92回日本選手権水泳競技大会 水球競技。初日から熱い戦いが繰り広げられています。
その1日目は、男女合わせて全8試合が行われました。
女子はこの日の第二試合で、昨年の覇者である東京女子体育大学が藤村に敗れ、さらに昨年準優勝の秀明英光高等学校も、秀明水球クラブに敗れて一回戦で姿を消してしまいます。結果、ブルボンウォーターポロクラブ柏崎、藤村、日体クラブと秀明水球クラブがそれぞれ勝ち上がり、2日目の準決勝に進みます。
男子は、今年から名称を変えて臨む、昨年の覇者であるKingfisher74(旧全日体大)は筑波大学を下し、ほか早稲田大学、日本体育大学、ブルボンウォーターポロクラブ柏崎がそれぞれ2日目の準決勝に進みました。
2日目に行われた、男女それぞれの準決勝。
女子の準決勝第一試合は、藤村対日体クラブ。一回戦で昨年の優勝チーム、東京女子体育大学を下した藤村が第1ピリオドで奪った1点のリードを守りきり、8対7で藤村が勝利。
女子準決勝第二試合は、女子の日本代表チームの加藤英雄ヘッドコーチ率いる秀明水球クラブが、ブルボンウォーターポロクラブ柏崎にリードを許さない試合展開で、結果11対8で勝利。
最終日の決勝戦は藤村対秀明水球クラブ、3位決定戦は日体クラブ対ブルボンウォーターポロクラブ柏崎と、対戦カードが決まりました。
男子準決勝第一試合は、昨年惜しくも決勝で敗北を喫したブルボンウォーターポロクラブ柏崎が、日本体育大学と対戦。ブルボンウォーターポロクラブ柏崎のキャプテンを務めた筈井翔太選手が「前半は相手のペースで試合をしてしまった」と、素早く動き回る日本体育大学に翻弄される展開。それでも、ブルボンウォーターポロクラブ柏崎が7対6の1点リードで前半を終えます。
しかし、後半の第3ピリオドでブルボンウォーターポロクラブ柏崎が4得点を挙げてリードを3点に広げ、落ち着きを取り戻します。そのままリードを守りきったブルボンウォーターポロクラブ柏崎が13対9で日本体育大学に勝利しました。
男子準決勝第二試合は、Kingfisher74対早稲田大学。王者相手に早稲田大学は第1ピリオドから全力で猛攻を仕掛け、一時はリードを奪いますが、徐々にKingfisher74が盛り返していき、最終的には18対7でKingfisher74が力を見せつける形で早稲田大学を下し、最終日の決勝戦に駒を進めました。
結果、決勝戦は昨年と同じカードとなる、Kingfisher74対ブルボンウォーターポロクラブ柏崎、3位決定戦は日本体育大学対早稲田大学となりました。
最終日、お互いに死力を尽くして戦い抜く選手たちにご声援をよろしくお願いします。
※写真1:観客の声援に応えるブルボンウォーターポロクラブ柏崎キャプテン筈井選手
※写真2:シュートを放つKingfisher74キャプテンの大川慶悟選手
※写真3:1人で4得点を挙げた藤村の中野由美選手
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