【競泳】第58回 日本選手権(25m)水泳競技大会/FINAスイミングワールドカップ2016東京大会 公式練習日
世界中を周り、全9戦で行われるFINA/airweaveスイミングワールドカップ2016。その第8戦目となる東京大会が、10月25日からいよいよ開幕します。
公式練習日であったこの日は、リオデジャネイロ五輪で活躍したアンソニー・アービン選手(アメリカ)、カティンカ・ホッスー選手(ハンガリー)、チャド・レクロス選手(南アフリカ)、カイル・チャルマーズ選手(オーストラリア)が、日本からは瀬戸大也選手(日本)、坂井聖人選手(日本)、池江璃花子選手(ルネサンス亀戸)がプレスカンファレンスに出席。それぞれ東京大会に来た感想や五輪での活躍について振り返ってくれました。
「ワールドカップで多種目に出場するのは身体的にもきついですが、東京五輪に向けて強くなるために参戦しているんだ、という想いを持って、種目を絞ることなく、今回の東京大会もすべての種目で戦って行けるように頑張ります」(瀬戸選手)
「五輪の映像を見返してみて、ターンやタッチに課題があると感じています。短水路ですし、今回はそういう細かい部分を課題にしてレースをこなせればと思います」(坂井選手)
「この試合に向けた調整もうまくいっていて、調子も上がってきています。自分も自分自身に期待したいと思っています。ベストを更新して、日本記録を出せるように頑張りたいと思います」(池江選手)
また、海外勢の選手たちはリオデジャネイロ五輪のことを振り返ってくれました。
「18歳という年齢でメダルを獲れると思っていなかったので、言葉に表せないくらいうれしいです。五輪に出られただけで幸せだったが、メダルも獲れて、本当に忘れられない大会になりました」(チャルマーズ選手)
「メダルはどんな色でも構わないと臨んだ結果、たくさんのメダルを獲得できたことはうれしかったです。ただ、五輪でメダルを獲ることだけが私の最終目標ではありません。東京五輪を目指すから続ける、というわけではなく、私自身の目標のために、これからもトレーニングを積んでいきます」(ホッスー選手)
「シドニー五輪で金メダルを獲ったあと、もう最盛期は過ぎていると思っていました。でも、ロンドン五輪のあとに自分はもっとできるんじゃないか、もっと成長できるんじゃないかと思えたことが、リオデジャネイロ五輪の結果につながりました」(アービン選手)
たった2日間の戦いになりますが、短水路だからこそ目の当たりにできる世界最高峰のスピード感溢れるレースに期待しましょう。
※写真1:プレスカンファレンスに出席した選手たち
※写真2:公式練習で調子を確認する池江選手
※写真3:短水路だからこそターンやタッチにこだわると話す坂井選手
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