2017.03.27

【競泳・水球】第39回 全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会 3日目

ジュニアスイマーの祭典、第39回 全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会も3日目を迎え、競泳競技が東京辰巳国際水泳場で開幕しました。

競泳の初日は10歳以下区分と11〜12歳区分のレースが中心に行われました。

今大会最初に樹立された新記録は、11〜12歳区分男子200m自由形。前半の100mを56秒16のトップで折り返すと、最後までスピードを衰えさせることなく1分54秒63の大会新記録で優勝したのは林大輝選手(枚方SS)でした。

次の新記録は、林選手の大会記録から15分後。11〜12歳区分男子100m平泳ぎで、1分04秒85の短水路日本学童新記録を武本航志選手(McS加古川)が樹立しました。
「予選が2位でとても悔しかったので、絶対に勝ってやろうと思って決勝に臨みました。学童記録も狙っていたので、記録を出せたこともうれしいですが、それよりも目標としていたライバルに全国大会という舞台で勝てたことがいちばんうれしいです」(武本選手)

また、11〜12歳区分男子200mフリーリレーでは、ルネサンス両国が1分45秒15の大会新記録を樹立。第3泳者の中村麻那選手がトップを泳ぐ枚方SSを抜き、アンカーの川島朝陽選手が逃げ切っての優勝でした。


26日に開幕した千葉県国際総合水泳場での水球競技。こちらは昨日に引き続き行われたA区分(12歳以下男女)の予選リーグの第2戦目、B区分(15歳以下男子)では予選敗者復活戦と決勝トーナメントの1回戦が行われました。そして、C区分(15歳以下女子)の予選リーグもスタート。いよいよ本格的な戦いが行われようとしています。

雨天で冬の寒さが戻った大会3日目でしたが、東京、千葉のプールではどちらも寒さを吹き飛ばすような熱いレース、熱い戦いが行われています。持てる力を出し切り、自分に挑戦し続けるジュニア選手たちへのご声援をよろしくお願いします。

※写真1:短水路日本学童新記録を樹立した武本選手
※写真2:競泳競技最初の新記録は、林選手が樹立
※写真3:11〜12歳区分のフリーリレーでもルネサンス両国によって大会記録が樹立された

競泳競技のリザルトはこちら
http://swim.seiko.co.jp/2016/S70612/index.htm