【水球】FINAワールドリーグ2017スーパーファイナル 男子5日目
男子スーパーファイナル
20日からロシア・ルザにて開催されています水球男子ワールドリーグスーパーファイナル。
本日は5位決定戦をかけ、地元ロシアとの再戦でした。
ワールドリーグスーパーファイナル 第5戦 対ロシア
日本 17 ( 4-3 2-5 3-4 3-0 ペナルティ5-6 ) 18 ロシア
得点: 荒井3+PSO1、足立2+PSO2、大川2+PSO1、吉田2、志水1、荒木1、飯田1、志賀PSO1、
予選リーグでは点差をつけられましたが、パスラインディフェンスの連携とカウンターの形を確認し試合に臨みました。
第1ピリオド、キャプテン志水選手がゴール前から豪快なシュートを決めチームを勢いづけます。途中ロシアのタイトなプレイに出血で交代を告げられる選手も出る激しい展開でしたが、その後もペナルティー、カウンターアタックで得点を重ね4-3で第1ピリオドをリードします。
第2、3ピリオド、強力なセンターにエクスクルージョン(退水)を誘発され失点。逆転され、主導権を奪われたまま3点差で最終ピリオドに突入します。
後のない日本はディフェンスから速攻を繰り返し、1点差まで追い上げます。
試合残り25秒、大川選手のシュートで同点に追いつきます。しかし残り時間15秒で日本にエクスクルージョン(退水)判定。絶対絶命のピンチをキーパー棚村選手の好セーブでペナルティーシュートアウトまでもちこみました。
地元ロシアの大声援の中、ペナルティーシュート後攻の日本。ロシア最初のシュートを棚村選手がファインセーブします。しかし日本も1人セーブされ、ペナルティーサドンデス戦に突入します。一人ずつ決めていく中、日本8人目のシュートがキーパーの指に触れ、残念ながら惜敗となりました。
しかし流れを奪い返しレギュラータイムでロシアと同点に持ち込めたことは明るい材料です。
明日は現地時間26日12時より、7位をかけて、同じくペナルティー戦で敗退したオーストラリアと対戦します。
予選1点差敗退の借りを返すべく、準備万端で臨みます。
引き続き世界最高峰の舞台で戦う選手たちへのご声援をよろしくお願いいたします。
※写真1:足立選手の力強いシュートがネットを揺らす
※写真2:大柄なロシア選手へのパスラインディフェンス
※写真3:ペナルティシュートアウトで惜しくも敗退
リザルトはこちらから
http://www.fina.org/news/4-games-4-penalty-shoot-outs