【競泳】第17回世界水泳選手権(ハンガリー・ブダペスト) 16日目
第17回世界水泳選手権(ハンガリー・ブダペスト)も、残すところあと2日。大会16日目の競技を終えました。
予選を6位で通過した混合4×100mリレー。第1泳者が松元克央選手、第2泳者が中村克選手、第3泳者が池江璃花子選手で第4泳者に五十嵐千尋選手というメンバーで、午後からの決勝に挑みました。
第1泳者の松元選手は49秒38で中村選手に引き継ぎます。バトンを受けた中村選手は、今大会いちばんの泳ぎを見せ、47秒76で泳ぎ切って池江選手へ。女子50m自由形の準決勝を泳いだあとではありましたが、池江選手は53秒50の好記録でアンカーの五十嵐選手にバトンタッチ。五十嵐選手も粘りに粘り、54秒14でフィニッシュ。トータルは3分24秒78のアジア新記録・日本新記録をマークして4位に入りました。
「予選よりも記録を上げることができて良かったです。今回初代表で不安もありましたが、チームの皆さんに助けられて良い経験ができました」(松元選手)
「決勝で記録を上げられて良かったです。泳ぎも最初に比べれば修正できましたし、今日のベストを尽くすことができたと思います」(中村選手)
「引き継ぎでも良いので53秒台を出したいと思っていて、このリレーでちゃんと53秒台を出すことができて本当に良かったと思います」(池江選手)
「アンカーとしてやりきることはやろうと思いました。最後のレースをこういう良い結果で終われて良かったです」(五十嵐選手)
日本代表選手たちが出場した準決勝種目は3つ。
女子50m平泳ぎ準決勝には、鈴木聡美選手が出場し30秒95の13位、女子50m自由形準決勝は池江選手が24秒84の16位という結果になりました。
男子50m背泳ぎの予選をトップで通過した古賀淳也選手。準決勝でも得意のキレのあるスタートから飛び出して一気にフィニッシュ。24秒44の2位で決勝に進みました。
第17回世界水泳選手権のフィナーレを飾る大会17日目には、男女の400m個人メドレーと4×100mメドレーリレーの予選が午前中に行われます。大橋悠依選手と清水咲子選手、萩野公介選手と瀬戸大也選手の活躍に期待です。
『世界のトップ』を目指し、一意専心の想いでトレーニングに励んできた選手たち。そのすべての力をぶつけて世界に挑む日本代表選手たちへのご声援、よろしくお願いします。
※写真1:混合リレーではアジア記録、日本記録を更新した
※写真2:古賀選手は余裕を持って決勝へ進出
※写真3:新たな課題と目標が見つかった、と鈴木選手
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