2017.08.31

【競泳・飛込・水球】第29回ユニバーシアード競技大会が終了しました

8月20日からスタートしていた、第29回ユニバーシアード競技大会(台湾・台北)。30日ですべての水泳競技が終了し、多くの選手が活躍してくれました。

競泳競技では、世界水泳選手権でも活躍した大橋悠依選手が初日から金メダルを獲得。その波に乗った選手たちは、次々とメダルを獲得していき、金メダルが9個、銀メダルが6個、銅メダルが5個と、合計20個ものメダルを獲得しました。

なかでも大橋選手は200m、400m個人メドレーで、渡部香生子選手は100mと200m平泳ぎで2冠を達成。さらに男子200mバタフライでは、幌村尚選手が1分53秒90の好タイムをマークして優勝しています。

競泳に負けず劣らず、飛込競技も女子の1m、3m飛板飛込、高飛込それぞれの結果を総合して順位を決める団体戦で、馬淵優佳選手、榎本遼香選手、金戸華選手の女子チームが銅メダルを獲得しました。それぞれでメダルは獲得できませんでしたが、それでもきっちりと入賞を果たし、少しずつ得点を積み重ねていった結果でした。

水球競技では、世界水泳選手権では厳しい戦いを強いられた女子が大活躍。苦しい戦いもありましたが、ひとつ一つ勝ち進み、予選リーグでは敗戦を喫したロシアと3位決定戦を迎えます。
ロシアに先制を許しますが、すぐに日本も得点を奪い返します。前半は日本が2点リードで終えますが、第3ピリオドにロシアが5得点を挙げて日本を逆転。日本が1点ビハインドで迎えた最終第4ピリオド。残り時間2分を残して同点となりますが、日本がファウルを奪い、残り1分27秒で逆転に成功。この1点を最後まで守りきった日本がロシアに12対11で勝利して、初の銅メダルを獲得しました。

男子は5位決定戦でハンガリーと対戦。惜しくも敗れてしまいましたが、総合6位という結果になりました。

水泳競技の活躍もあり、ユニバーシアード競技大会全体でのメダル獲得ランキングで初の1位となる101個のメダルを獲得して大会が終了しました。

大学生の選手たちは、帰国後すぐに第93回日本学生選手権水泳競技大会がスタート。競泳競技が大阪・東和薬品ラクタブドームで、飛込競技は新潟・ダイエープロビスフェニックスプールで、そして水球が神奈川・横浜国際プールで9月1日から開幕します。シンクロ競技は、9月18日に神奈川・横浜国際プールで開催されます。

世界で戦い、国内でも力の限り戦う選手たちへのご声援、引き続きお願いします。

※写真1:20個のメダルを獲得した競泳チーム(トビウオジャパンジャーナルより)
※写真2:初の銅メダルを獲得した水球女子(Poseidon Japanより)
※写真3:団体で銅メダルに輝いた飛込女子3選手を囲んで(翼Japanより)

大会公式HPはこちら
https://www.2017.taipei/home