2017.09.13

【水球】第72回国民体育大会水泳競技 水球競技3日目

9月10日に開幕を迎えた、2017 笑顔つなぐえひめ国体 〜君は風 いしづちを駆け  瀬戸に舞え〜 の水泳競技(アクアパレットまつやま特設プール)はこの日、水球競技が最終日を迎えました。

決勝を含め、8位までの順位決定戦に加えて、女子の愛媛県対高知県によるエキシビジョンも行われました。

決勝は、昨年に続く連覇を狙う石川県と、昨年とインターハイの雪辱を晴らしたい埼玉県との対戦となりました。

先手をとったのは埼玉県でしたが、徐々に石川県がリズムをつかみ、センターポジション、ミドルシュートと逆転に成功。お互いの攻撃が光った第1ピリオドは6対4で石川県がリード。その後は一進一退で、石川県が2点リードしたままハーフタイムを迎えました。

第3ピリオドになって、ディフェンスが機能し始めた埼玉県は得意のカウンター攻撃が得点につながり、このピリオドを5対1として、10対12と逆転に成功。そして最終第4ピリオド、石川県が追いすがれば、埼玉県が引き離すという展開で、試合終了のホイッスル。最後の最後まで、第3ピリオドで奪った2点のリードを守りきった埼玉県に歓喜の瞬間が訪れました。終了後のインタビューを終えたキャプテンの青山直輝選手(埼玉県)の目には涙が浮かびました。

3位は、試合終了間際に同点から得点を重ね、逆転で東京都を破った鹿児島県に決まり、東京都は4位となります。5、6位決定戦は、6対3のロースコアの戦いを制した京都府が5位、6位が三重県。7位は岐阜県、8位が長崎県となりました。

3、4位決定戦のあとには、エキシビションマッチとして、女子の愛媛県対高知県の試合が行われました。結果は12対1で高知県が勝利しましたが、地元愛媛県の最後まで諦めない姿に、観客席は歓声に包まれました。

これで水球競技が終了。試合終了のホイッスルが鳴るまで諦めずボールを追い、泳ぎ、勝負する選手たち。皆さまのご声援、ありがとうございました。

9月15日からは、第72回国民体育大会水泳競技の締めくくりとなる、競泳競技がスタートします。

県の代表としての誇りを持って戦う選手たちへのご声援、よろしくお願いします。
※今大会は台風18号の影響で2日間に日程が短縮されました。

※写真1:前回、そしてインターハイのリベンジを果たした埼玉県
※写真2:昨年覇者の石川県は悔しい2位
※写真3:女子エキシビジョンマッチは地元愛媛県の声援もあり盛り上がった

大会公式HPはこちら
http://www.ehimekokutai2017.jp/kokutai/