2018.08.28

【飛込・水球・AS】第18回アジア競技大会 28日結果

<第18回アジア競技大会>(28日、インドネシア・ジャカルタ)
[アーティスティックスイミング]
テクニカルルーティン(以下TR)とフリールーティン(以下FR)の合計ポイントによって争われる、アジア競技大会のアーティスティックスイミング。この日はデュエットのFRが行われた。
乾友紀子と吉田萠のふたりは、タイムリープをテーマにジャカルタで躍動。92.1000のポイントが表示された瞬間に、会場が大きくわき起こるほどに観客を惹きつけた。
前日のTRのポイントを合わせ、合計182.3363で中国に続く2位で銀メダルを獲得した。
「ここからはもっともっと、自分たちらしさを出せるルーティンにしていきたい」(乾)
「乾選手とのフィーリングを合わせて、思いっきり自分が持つ力は出し切れたと思います」(吉田)

[水球]
中国戦、インドネシア戦を制して向かえた第3戦は、香港との対戦。第1ピリオドは、インドネシア戦と同様に日本の武器であるパスラインディフェンスで攻撃的に攻めていき、一挙7得点を挙げる。その後はカザフスタン戦を想定しながら、相手が攻めてこない場合、ゾーンディフェンスからカウンターを決める感覚を確かめるような形で試合を展開。それでもきっちりとシュートを決めていき、結果は23対0で勝利を収めた。
29日は予選リーグ最終戦のサウジアラビア戦が行われる。

[飛込]
この日から、アジア競技大会の飛込競技がスタート。初戦は女子シンクロナイズド10m高飛込と、男子シンクロナイズド3m飛板飛込の2種目が行われた。
女子シンクロナイズド10m高飛込は、板橋美波と荒井祭のふたりが出場。制限選択飛から丁寧に入水を決める演技を見せ、自由選択に入ると、107B、5253Bで70点オーバーをマーク。合計301.56で4位入賞を果たした。
男子シンクロナイズド3m飛板飛込は、大ベテラン寺内健と坂井丞がメダル獲りに挑んだ。毎試合の目標でもあった、制限選択飛2種目での100点越えを達成して勢いに乗ったふたりは、その後も一糸乱れぬ演技を披露。特に5本目の5154Bでは80.58の高得点をマークし、合計408.57を獲得して銅メダルを獲得した。
「最初からメダルを獲れるか獲れないかの瀬戸際にいて、獲れてホッとしています。制限選択飛の2種目で100点を超えられたのは自分たちのなかでも大きくて、後半まで落ち着いて臨めました」(坂井)
「率直に合計点はベストスコアなので、競って銅メダルを獲得できたのは今の自分たちにとってはすごく収穫ですし、最後までとても良い演技ができたと思います」(寺内)

※写真1:デュエットで銀メダルを獲得した乾・吉田ペア
※写真2:男子シンクロナイズド3m飛板飛込では寺内・坂井が銅メダルを獲得
※写真3:男子水球は力を見せつける試合運びで香港戦に勝利

リザルトはこちら
https://en.asiangames2018.id/schedule-results/