男女ともに決勝で戦うチームが出そろう <第94回日本選手権水泳競技大会 水球競技>
[水球]2日目(東京都・東京辰巳国際水泳場)
世界を目指す屈強な選手たちが日本一を争う、第94回日本選手権水泳競技大会 水球競技。その2日目には男女の準決勝が2試合ずつ行われた。
女子の第1試合はブルボンウォーターポロクラブ柏崎対日体クラブ。第1、2ピリオドでブルボンウォーターポロクラブ柏崎がブロンウェン・ノックス、ダニエレ・モリッシーを中心に4点を挙げてリードを奪う。だが、後半に入ると日体クラブが反撃を開始。第3ピリオドで5点、第4ピリオドには4点を一気に奪って逆転に成功。7対10で日体クラブが最初に決勝進出を決めた。
秀明大学対秀明水球クラブで行われた女子の第2試合は、初戦と同様に稲場朱里を中心に得点を積み重ねていった秀明大学が16対7で勝利。
結果、明日の決勝戦は秀明大学対日体クラブ、3位決定戦は秀明水球クラブ対ブルボンウォーターポロクラブ柏崎となった。
男子準決勝の第1試合は、大学日本一の日本体育大学対ブルボンウォーターポロクラブ柏崎。ブルボンウォーターポロクラブ柏崎は、スピードのある日本体育大学に対して焦らず、じっくり30秒を使って攻める得意な展開で主導権を握る。そのままロースコアの試合に持ち込み、5対8でブルボンウォーターポロクラブ柏崎が勝利した。
男子準決勝第2試合は、Kingfisher74対筑波大学。多くの日本代表選手を要するKingfisher74は、第1ピリオドから容赦なく筑波大学のゴールに襲いかかる。前半で一気に17得点を奪ったKingfisher74は、後半でも勢いを衰えさせることなく攻撃を続け、結果25対9で筑波大学を下し、決勝に進出。
最終日の決勝戦は、昨年と同じくKingfisher74対ブルボンウォーターポロクラブ柏崎。そして3位決定戦は筑波大学対日本体育大学に決まった。
※写真1:ブルボンウォーターポロクラブ柏崎を逆転で下した日体クラブ
※写真2:大本洋嗣監督率いるKingfisher74は大量得点で攻撃力をアピール
※写真3:高いディフェンス能力を生かした戦い方で男子はブルボンウォーターポロクラブ柏崎が決勝へ
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