池江が100mバタフライで日本新記録をマークして優勝!<FINAスイミングワールドカップ2018東京大会>
[競泳]最終日(11月11日、東京辰巳国際水泳場)
男女12種目の決勝などが行われた。
女子100mバタフライは、池江璃花子(ルネサンス)と世界記録保持者サラ・ショーストロム(スウェーデン)の対決となり、前半リードしていたショーストロムを池江が75mでとらえて逆転。0秒25差をつけて優勝するとともに、自己の持つ記録を0秒35更新する55秒31の短水路日本新記録をマークした。
「まさか勝てるとは思わなかったので、びっくりしました。(ショーストロムが)連戦で疲れていたのかもしれませんが、最後までテンポを落とせないと思って泳いで、結果がついてきました」(池江)
女子200m個人メドレーに出場した大橋悠依(イトマン東進)も、女王カティンカ・ホッスー(ハンガリー)と熱戦を展開。0秒64及ばなかったものの、2分5秒29の短水路日本新記録をマークして銀メダルを獲得した。
「日本新記録が出るとは思っていなかったのでうれしい。あこがれであり目標でもあるホッスー選手に勝てるかなと思いましたが、やっぱり強かった。でも、力がついてきていると思うので、オリンピックでは勝ちたい」(大橋)
男子400m個人メドレーでは萩野公介(ブリヂストン)が4分1秒92で優勝。女子800m自由形でも後藤真由子(Jaked/神奈川大SC)が8分19秒74で金メダルを獲得した。
大会3日間を通じて、短水路日本新記録3つが誕生した。
※写真1:日本新と高校新の2つの新記録証を手に笑顔を見せる池江
※写真2:2位の大橋はホッスーと健闘を祝した
※写真3:400m個人メドレーを制した萩野
ワールドカップの記録はこちら
http://www.fina.org/competition-results/631d073b-16a4-4569-8ed9-bcb63781531d/45/38123