2018.12.12

2つのメダルに5つの日本新記録が誕生 <第14回世界水泳選手権(25m)2018 2日目>

[競泳]2日目(中国・杭州)
初日に瀬戸大也が世界新記録を樹立し、がぜん勢いに乗るトビウオジャパン。2日目にはメダルを2つ獲得する活躍を見せた。

女子200mバタフライ決勝に、前半からスピードを生かして攻める小林奈央と、後半に強い長谷川涼香が出場。徐々に順位を上げていく長谷川は、150mでメダル圏内に突入。そのままラスト50mも粘り、2分04秒04で銅メダルを獲得。小林は後半に疲れがみえて、2分06秒24の8位入賞となった。

「最近のレースのなかでは、いちばん納得のいく泳ぎができましたし、納得ができるかたちでメダルが獲れたことがすごくうれしいです。また冬の泳ぎ込みが重要になりますが、それに向けて頑張ろう、と思える結果でした」(長谷川)

続く男子100m平泳ぎの決勝では、小関也朱篤が冷静なレース運びを見せる。前半から突っ込む選手が多いなか、小関は冷静に自分のペースを守って折り返す。後半、スピードを上げていった小関は、56秒13の短水路日本新記録を樹立して銅メダルを獲得した。

「タイムは良かったんですが、3位か……という感じです。世界大会でもメダルを獲れる位置にいることは確かですが、優勝を考えると、もうあと一歩がほしいですね。200mがあるので、そちらもメダル、自己ベストをしっかり意識して臨みます」(小関)

この日は、女子4×50mメドレーリレー、混合4×50mリレーの2種目とも、予選、決勝でそれぞれ短水路日本記録を更新した。

女子100m背泳ぎの決勝では、諸貫瑛美が57秒18の8位入賞を果たす。

準決勝種目では、男子100mバタフライで川本武史が49秒94の、自身の日本記録に迫る泳ぎで6位で決勝進出を決めた。
さらに午前中に行われた女子800m予選で、後藤真由子が8分19秒93の8位で決勝に進出した。

※トピックス更新時、混合4×50mリレーの第1泳者の記録を短水路日本新記録と表記しましたが、競泳競技規則(FINA Swimming Rules)の通り混合リレーの第1泳者の記録は公式記録ではありません(SW12.12)。お詫びして訂正いたします。

※写真1:小関は日本記録で銅メダルを獲得
※写真2:納得のいくレースができた、と長谷川
※写真3:混合4×50mリレーでは、1レースでふたつの日本記録が誕生

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