瀬戸が400m個人メドレーで4連覇を達成 <第14回世界水泳選手権(25m)2018 5日目>
[競泳]5日目(中国・杭州)
第14回世界水泳選手権(25m)2018も残すところあと2日。大会5日目には、初日に200mバタフライを世界記録で制した瀬戸大也が400m個人メドレーに登場。
その瀬戸はスタートから一気に飛び出すと、バタフライの時点でほぼ独泳状態に。さらに、平泳ぎを終えた時点でライアン・ロクテ(アメリカ)が持つ短水路世界記録を1秒45も上回るハイペースでレースを展開。世界記録更新の期待に会場も沸いたが、惜しくも届かず。それでも3分56秒43の好記録で優勝を果たし、この種目で大会4連覇を成し遂げた。
「4連覇できたことはうれしいです。でも世界記録を狙っていたので、そこは悔しいですね。自分なりに良い感じで泳ぎ切れたと思いますが、それでも世界記録を出すには、もう一段階上のレベルで泳がないといけないということ。これから今大会で見えた持久力という課題を中心にトレーニングに励みます」(瀬戸)
女子50m背泳ぎ決勝では、竹村幸が26秒30の6位。一時はトップ争いに食い込む快泳を見せ、世界にそのスピードをアピールした。
川本武史と安江貴哉という、日本が誇るバタフライのスピードスイマーふたりが出場した、男子50mバタフライ決勝。あっという間のスピードレースのなかで、自分たちの持ち味を発揮し、川本は日本記録にあと100分の1秒にまで迫る22秒50で5位、安江は22秒60の6位となった。
また、男子4×50mメドレーリレーは1分32秒83の7位、女子4×200mリレーは、7分42秒97の日本記録にあと1秒の好記録で5位入賞を果たした。
男子100m自由形に出場した中村克は46秒24の5位で、女子100mバタフライでは56秒31で相馬あいが3位で、それぞれ最終日に行われる決勝への進出を決めた。
※写真1:4連覇と同時に、今大会2冠を果たした瀬戸
※写真2:竹村は一時は優勝争いにまで食い込んだ
※写真3:日本記録に100分の1秒にまで迫った川本
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