競泳は大会記録3が誕生 飛込・水球もすべての競技が終了 <第41回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季大会>
[競泳]4日目(東京・辰巳)
ジュニアスイマーの祭典、全国JOCジュニアオリンピックカップ春季大会も最終日を迎えた。最終日も新記録が3つ誕生した。
女子15〜16歳区分200m個人メドレーでは、松本信歩(東京ドーム)が2位以下に3秒以上の差をつけて2分08秒88の大会新記録を樹立しての優勝を果たす。
男子15〜16歳区分100m背泳ぎは、栁川大樹(SPホウトク金沢)が他を寄せ付けない泳ぎを披露。52秒48の大会記録を更新して優勝した。
最後の大会記録は、女子CS区分100mバタフライ。荒川葵(就実)が57秒台に突入する好タイムをマーク。57秒85の大会新記録を樹立して金メダルを勝ち取った。
全レース終了後には総合、及び区分別表彰が行われた。各順位は以下の通り。
・総合
優勝:イトマン
準優勝:東京SC
3位:ダンロップSC
4位:枚方SS
5位:三菱養和SS
6位:コナミ北浦和
7位:東京ドーム
8位:スウィン埼玉
・CS区分
優勝:イトマン
準優勝:湘南工大附
男子最優秀選手:近江ハリー(大町SS)
男子最優秀コーチ:ギリック詠子(大町SS)
女子最優秀選手:難波実夢(MGニッシン)
女子最優秀コーチ:茅原直人(MGニッシン)
・15〜16歳区分
優勝:東京ドーム
準優勝:イトマン
男子優秀選手:柳川大樹(SPホウトク金沢)
男子優秀コーチ:田辺宣成(SPホウトク金沢)
女子優秀選手:松本信歩(東京ドーム)
女子優秀コーチ:飯塚正雄(東京ドーム)
・13〜14歳区分
優勝:三菱養和SS
準優勝:枚方SS
男子優秀選手:重藤流世(イトマン江坂)
男子優秀コーチ:葭広晋(イトマン江坂)
女子優秀選手:曽我部菜々(枚方SS)
女子優秀コーチ:太田伸(枚方SS)
[飛込]2日目(新潟・ダイエープロビスフェニックスプール)
飛込競技の全国JOCジュニアオリンピックカップ春季大会の最終日に行われたのは、男子9〜10歳区分1m飛板飛込、女子12〜13歳区分1m飛板飛込、そして男子14〜15歳区分の1m飛板飛込の3種目。
男子9〜10歳区分1m飛板飛込では、春日瑛士(三重DC)が自由選択飛に入ったところでリードを奪い、そのまま逃げ切って257.95で優勝を果たした。
女子12〜13歳区分1m飛板飛込は佐々木音華(米子DC)が制限選択飛の2本目で1位を獲得すると、そのまま一度もリードを許すことなく275.10で優勝した。
そして男子14〜15歳区分1m飛板飛込では、5本の制限選択飛を終えてトップだったのは、坂田麗鳳 (高岡SC)。だが、自由選択飛に入ると坂田慈央(ジョイフル)が105Bで55.90を獲得してトップに立ち、残りの2本も危なげない演技を見せて優勝。ポイントは344.10だった。
・団体
優勝:小松DC
準優勝:高岡SC
3位:三重DC
・男子
最優秀選手:春日瑛士(三重DC)
優秀選手:クドリャフ・ニキータ(大阪水泳学校)
・女子
最優秀選手:佐々木音華(米子DC)
優秀選手:熊木蘭(群馬DC)
[水球]5日目(千葉・千葉県国際総合水泳場)
第41回JOC全国ジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会の水球競技の最終日は、3位決定戦と決勝戦がそれぞれの区分で行われた。
C区分中学女子決勝は夏季大会と同じ組み合わせとなり、夏季大会も制した京都踏水会水泳学園が安定した戦いで、原田学園スイミングスクールを退けて夏春連覇を成し遂げた。3位決定戦は、接戦の末、横浜サクラスイミングスクールが山形水球クラブを破って3位を獲得した。
A区分小学生の決勝は、群馬ジュニア水球と山口水球クラブの対戦。両者一歩も譲らずに試合が進んでいく。終了間際に山口が勝ち越すも、直後に群馬が追いつきペナルティシュート戦に。両キーパーがシュートを止め合う展開となったが、5人目で見事にゴールを奪った山口水球が優勝した。3位決定戦では、終了間際にエル・アテインスイミングスクール長浜が得点を奪い、地元の千葉水球クラブに勝利した。
B区分中学男子は、夏季大会の覇者、豊中水球クラブが、ライバルチームであるエル・アテインスイミングスクール長浜を破り、C区分中学女子と同じく、夏春連覇を果たした。3位決定戦は三重WPスターズが山口水球クラブを破り、3位となった。
・男子最優秀選手
片山太治朗(豊中水球クラブ)
・女子最優秀選手
杉本華音(京都踏水会水泳学園)
※各区分ベスト13は下記リザルトリンクを参照
※写真1:競泳の総合表彰
※写真2:競泳競技の最優秀、優秀選手・優秀コーチの面々
※写真3:飛込の最優秀選手のふたり
競泳競技のリザルトはこちら
http://swim.seiko.co.jp/2018/S70612/index.htm
飛込競技のリザルトはこちら
http://swim.seiko.co.jp/diving/2018/10/jp/02.html