2019.04.03

大橋と大本が200m個人メドレーで世界水泳選手権代表内定 <第95回日本選手権水泳競技大会 競泳競技>

[競泳]2日目(東京・辰巳)
日本代表の座を懸けた第95回日本選手権水泳競技大会 競泳競技(JAPAN SWIM 2019)。今大会は、世界水泳選手権とユニバーシアード大会の選考も兼ねた大会となっている。2日目の競技を終え、世界水泳選手権の代表内定者が誕生した。

女子200m個人メドレーの決勝で、この種目で絶対的な強さを誇る大橋悠依(イトマン東進)が、今年も安定感のある泳ぎを見せて2分09秒27で3連覇を達成。派遣標準記録を突破しての優勝を果たした。

「前半はイメージ通りに泳げましたが、後半がうまくいきませんでした。ベストタイムを出して夏につなげたかったですが、もう一度練習して世界の舞台では記録を出して結果を残したいと思います」(大橋)

さらに2位の大本里佳(イトマン)も2分09秒91の自己ベストを更新して、派遣標準記録を突破。自身初となる世界水泳選手権の代表内定を手にした。

男子100m平泳ぎでは、小関也朱篤(ミキハウス)が渡辺一平(TOYOTA)の猛追を振り切って59秒54で、この種目6連覇を飾った。渡辺は小関に敗れたものの、59秒58の自己ベストを更新し、好調さをアピールした。

「後半、かなり力んでしまいました。自分に期待をかけすぎてしまったかもしれません。もう一度自分の泳ぎを見つめ直して、明日の50m、そして200mと残りのレースに生かしていきます」(小関)

女子100mバタフライは、終始横一線の展開に。前半の50mから攻めた長谷川涼香(東京ドーム/日本大学)を最後の最後、タッチで差しきった牧野紘子(東京ドーム/早稲田大学)が58秒39の自己ベストでこの種目初優勝を飾った。

「持ち味であるキックがしっかり使えるようになったことが結果につながっています。200mでも自分の泳ぎをして自己ベストを更新したいと思います」(牧野)

大会3日目は、7種目もの決勝競技が行われる。さらなる代表内定者の誕生に期待だ。

※写真1:大橋は200m個人メドレーで3連覇を果たした
※写真2:100m平泳ぎで接戦を制した小関
※写真3:100mバタフライで初優勝を飾った牧野

リザルトはこちら
http://swim.seiko.co.jp/2019/S70701/index.htm