2019.04.28

乾・吉田ペアがデュエット・テクニカルで2位<ASワールドシリーズ/第95回日本選手権>

アーティスティックスイミングのFINA AS ワールドシリーズ・ジャパンオープン/第95回日本選手権が東京辰巳国際水泳場で3日間の予定で開幕。初日の27日はワールドシリーズのデュエット・テクニカル、ミックスデュエット・テクニカル、ソロ・テクニカル、チーム・テクニカルなどが行われた。

東京オリンピックを前年に控え、ジャパンオープンにはロシア、中国、スペインなどの強豪国を含む24の国・地域からエントリーがあり、デュエット・テクニカルにはマーメイドジャパンのエース、乾友紀子が吉田萌とペアを組んで出場。「くノ一」をテーマにした躍動感溢れる演技で91.3775点を獲得し2位となった。優勝したのはロシアのロマーシナ、コレスニチェンコペアで、東京オリンピックを見据えた和をテーマにした演技で高得点を叩きだし観客を沸かせた。

ミックスデュエット・テクニカルには今年のワールドシリーズ3戦目の出場となる足立夢実・安部篤史ペアが登場。息の合った演技で88.0718の高得点を得て、2017年ブダペスト世界選手権銀メダリストロシアペアに続いて2位につけた。

ソロ・テクニカルはブダペスト世界選手権のメダリスト、ロシアのスベトラーナ・コレスニチェンコとスペインのオナ・カルボネルを日本の乾友が迎え撃つ形となり、コレスニチェンコには惜しくも負けたが、カルボネルには3月のフレンチオープンに引き続きリードした。

チーム・テクニカルには7チームがエントリー。マーメイドジャパンが「煌めく羽ばたき」をテーマに力強い演技を披露し、2位以下を4点近く引き離し優勝した。

午前中に行われた日本選手権は、ソロ・テクニカル、デュエット・テクニカル、チーム・テクニカルが行われた。
ソロ・テクニカルは唯一80点台を出した東京ASCの澤田眞夏が初優勝。デュエット・テクニカルは公門なつの‣山崎麻衣子ペアがわずかの差で制し、僅差の争いとなったチームは井村ASC Aが東京ASC Aをわずかにかわしての優勝した。

※写真1:デュエット・テクニカルで2位になった乾・吉田ペア
※写真2:ミックスデュエット・テクニカルで2位につけた足立・安部
※写真3:マーメイドジャパンはチーム・テクニカルで優勝

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