瀬戸が今大会最初の金メダルを獲得 男子水球は最終戦を勝利で飾る <FINA世界選手権2019 in 光州>
[競泳]5日目
瀬戸大也が、この日もチームに勢いをつけるメダルを獲得した。
男子200m個人メドレーの決勝に3番手で進んでいた瀬戸は、前半から果敢に攻めていく。バタフライは2番手だったが、背泳ぎでトップに立つと、そのまま最後まで押し切ってフィニッシュ。何度もガッツポーズを繰り返す瀬戸は、1分56秒14の自己ベストをマークし、金メダルを獲得した。
「目標としていたタイムは1分55秒台だったのであと一歩及びませんでしたが、前半から積極的に攻めるレースができて、優勝できてもう完璧でした。でももう終わったことなので、最終日の400m個人メドレーに向けて気持ちを切り替えて準備していきます」(瀬戸)
4×200mリレーの決勝は、予選を泳いだ白井璃緒、五十嵐千尋、青木智美、池本凪沙の4人が同じ泳順で臨んだ。前半から攻めたかった、と話す白井は1分59秒88で引き継ぎ、五十嵐は1分58秒81で、青木が1分58秒32で引き継ぎ、アンカーは若手高校生の池本に託す。その池本も、前半を57秒台で折り返す積極性を見せて、1分59秒30でゴール。トータル7分56秒31の8位入賞を果たした。
ほか、男子200m平泳ぎの小日向一輝は2分08秒42の自己ベストながら9位で予選敗退。渡辺一平は2分08秒04の6位で決勝に駒を進めた。
女子200m平泳ぎの青木玲緒樹は2分27秒95の15位で予選敗退。男子200m背泳ぎの入江陵介は1分57秒26の8位で決勝進出を決めた。
[水球]12日目
男子水球の最終戦。11位、12位決定戦に進んだ日本は南アフリカとの対戦を迎えた。
先制点を奪ったのは、南アフリカのペナルティショット。とはいえ、日本は落ち着いていました。1点を奪われたあと、すぐさま志水祐介が同点ゴールを奪ったのを機に攻勢をかけます。稲場悠介、足立聖弥、飯田純士、吉田拓馬と続き、5対1で第1クオーターを終える。
第2クオーターに入っても、日本は攻撃の手を休めない。足立のゴールから4得点を追加して9対2としたところで前半が終了。
第3、4クオーターに入っても攻撃の手を休めることなく攻め続けた日本は、15対5で最終戦に勝利。11位という結果で世界選手権を終了した。
「この試合はイージーな展開になることは分かっていましたが、今大会はディフェンスシステムも含めて、自分たちがやりたいことを貫けなかったので、最後はしっかりと僕らが主導権を持ってやっていこうと話していました。今後、強化していくところは明確になっているので、今大会で得た課題にしっかりこれから取り組んでいこうと思います」(大本洋嗣ヘッドコーチ)
※写真1:200m個人メドレーで金メダルに輝いたキャプテンの瀬戸
※写真2:女子4×200mリレーは8位入賞
※写真3:男子水球は最終戦の南アフリカに勝利を収めて今大会を締めくくった
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