「みず」と共に生きる
スポーツ

水泳は「水」がないとできないスポーツ。
私たちは水泳の競技団体として 2001 年から「水の惑星・地球」 を取り巻く自然環境の保全活動、啓発活動に取り組んできました。私たちは今後も水泳4団体(本連盟、日本スイミングクラブ協会、日本マスターズ水泳協会、日本パラ水泳連盟)のエコスローガン「かえないで。みずとくうきのあおいほし。」を常に意識し、水泳ファミリーとしてこれからも各団体との連携の輪を拡げながら環境保全活動、啓発活動に取り組んで参ります。

2011年には紙の使用量を削減する長年の活動が認められ、国際オリンピック委員会(IOC)から「スポーツと環境賞」を受賞しました。その他にも、ごみの分別、マイボトルの推進、クールビズの導入、オープンウォータースイミング会場でのビーチクリーン、2023 年からは競技会場での水着衣類の回収リサイクルなどの保全活動を、また水泳4団体(本連盟、日本スイミングクラブ協会、日本マスターズ水泳協会、日本パラ水泳連盟)によるエココンテストや競技会場でのポスター掲示などの啓発活動を継続的に行っています。

現在の主な活動

水着衣類回収プロジェクト 
WEAR to FASHION

2023年よりごみの分別に加え、新たに衣類の回収活動を開始しました。衣類の循環で「捨てない選択肢」を提供し、未来へつなげるプロジェクト “WEAR to FASHION” に賛同し、水着やチームウエアなど競技活動に必要な衣類を競技会場にて回収してリサイクル、アップサイクルにつなげています。

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紙削減プロジェクトの継続実施と強化

本連盟が特に力を入れてきた本プロジェクト。本連盟内の情報システム化が進化し、競技会場の Wi-Fi 環境を整えることで即時結果配信システムを構築、紙での配布物を更に削減。また競技会エントリーから記録証までの一貫したシステム構築により、徹底した資源消費削減を行っています。

啓発活動 一般観客参加型の拡充

競技会や水泳イベント「水泳の日」の会場内でのバナーやポスターの掲示およびプログラム掲載、場内大型ビジョンを使用した活動告知、監督者会議での協力の呼びかけ、また「水泳の日」ではエコスローガンを使用したスタンプラリーなど、一般観客参加型の啓発活動にも取り組んでいます。

スポーツ環境委員会の発足と
これまでの活動

スポーツ環境委員会(現在は生涯スポーツ委員会と統合し、生涯スポーツ・環境委員会)は2005年に正式に発足しました。2001年に国際オリンピック委員会(IOC)のスポーツ界における環境保全活動に呼応する形で、日本オリンピック委員会(JOC)がスポーツ環境委員会を設置。日本水泳連盟からは佐野和夫専務理事(当時)が委員として委嘱され、「IOCスポーツと環境世界会議」などにJOC代表として参加。そうした中、本連盟内にもスポーツ環境委員会を設立し、水泳会における環境保全活動と啓発活動を開始しました。

これまでの活動(一部抜粋)

  • 紙削減プロジェクト
  • エココンテストの実施(水泳4団体による)
  • 競技会監督者会議における環境啓発活動の説明および協力依頼
  • 競技会会場におけるゴミの分別・持ち帰り
  • クールビズ期間の設定(5月1日〜10月31日)
  • マイボトルの推進運動
  • エココンテストの受賞作品の積極的利用
  • 競技会会場における啓発ポスター・バナーの掲示、チラシ配布
  • OWS会場におけるビーチクリーン、オーシャンクリーン
  • 水泳イベント『水泳の日』におけるエコスタンプラリーの実施