2022.08.21

世界ユースAS選手権2022で比嘉が金メダル獲得(FINA世界ユースAS選手権2022)

ソロ/比嘉もえ

デュエット/三橋理沙子・松本レナ

アメリカ・シャーロットで8月10日から開催されていた、FINA世界ユースAS選手権2022(FINA World Youth Artistic Swimming Championships 2022)から朗報が届いた。

ルーティンの時点ではソロフリーの比嘉もえ、デュエットフリーの三橋理沙子と松本レナ、チームフリー、フリーコンビネーションの4種目において、それぞれトップの得点をマークしていた日本代表選手たち。フィギュアの得点を換算した予選の順位は、ソロの比嘉が1位で突破し、デュエットとチームに関しては2位で通過であった。

勝負の決勝。ソロはルーティン、フィギュアでもトップの得点を獲得した比嘉が、他を寄せつけず決勝も2位のALAVEZ Laelys(フランス)に1ポイント以上の差をつける82.6000を獲得。フィギュアとの合計を161.8745とし、ルーティン予選、決勝、そしてフィギュアの3つを制し、まさに完全優勝を飾った。

デュエットは日本の三橋、松本ペアがルーティンで出場チームのなかで唯一80ポイントオーバーの得点をマーク。ただ、フィギュアの得点を加えたときにスペインのRocio Calle Garcia、Xenia de la Puente Descalsのペアの158.2280にはに及ばず。それでも154.8030の高得点を得ての銀メダルを獲得した。

チームではルーティンの得点はライバルのスペインと同じ82.0000を獲得。ただ。フィギュア得点の差が現れてしまい、スペインは合計158.2700を獲得。日本は156.4440の銀メダルとなった。

『パイレーツオブカリビアン』をテーマにした日本のフリーコンビネーションは、82.4000を獲得。ルーティンの得点のみで争われるフリーコンビネーションでは、予選、決勝ともに2位以下に1ポイント以上の差をつけての優勝を果たした。

ソロ、フリーコンビネーションで2つの金メダル、そしてデュエット、チームでは2つの銀メダルを獲得して今大会を終了した。