2022.08.31

男子総合は日本大学、女子総合は中京大学が優勝を果たす[競泳]/男子は日本体育大学と筑波大学が、女子は日本体育大学と秀明大学が決勝へ[水球](第98回日本学生選手権水泳競技大会)

男子 4×200mフリーリレー 決勝 本多灯 / 柳本幸之介 / 眞野秀成 / 吉田啓祐 (日本大学) ©フォート・キシモト

男子 400m個人メドレー 決勝 本多灯 (日本大学) 小方颯 (日本大学) 寺門弦輝 (日本大学) ©フォート・キシモト

女子 4×200mフリーリレー 決勝 古八優季 / 神野ゆめ / 神田美夢 / 今井美祈 (中京大学) ©フォート・キシモト

女子 200m平泳ぎ 決勝 今井月 (東洋大学) ©フォート・キシモト

男子 200m平泳ぎ 決勝 佐藤翔馬 (慶應義塾大学) ©フォート・キシモト

力強いシュートを放つ日体大・渡邉太陽

確実に得点した筑波大・眞板悠貴

好プレーでチームをけん引した日体大の橋田舞子主将

4得点をマークした秀明大・浦映月

©フォート・キシモト

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[競泳]4日目
リザルト:http://swim.seiko.co.jp/2022/S70401/index.htm

第98回日本学生選手権水泳競技大会(インカレ)の競泳競技は最終日。優勝争い、そしてシード権争いが熾烈を極めた。

そんななか、男子4×200mリレーでは新記録が誕生。日本大学の第1泳者の本多灯が1分46秒89という好タイムで他を圧倒すると、そのリードを続く柳本幸之介、眞野秀成、アンカーの吉田啓祐が見事に引き継ぎ、独泳状態のままフィニッシュ。記録は7分11秒06の日本学生新記録、大会新記録となり、これで日本大学がリレー3種目すべてを制覇した。

このリレーの第1泳者で好タイムを出した本多は、その前に行われた男子400m個人メドレーでも4分11秒29で優勝を果たし、本多は個人種目2冠、リレー3冠で5冠を達成した。
そしてこの400m個人メドレーでは、2位に小方颯(日本大学)、寺門弦輝(日本大学)が3位荷入り、日本大学が表彰台を独占する強さを見せた。

女子の4×200mリレーでは、最後まで大接戦。アンカーにバトンが渡っても中京大学と東洋大学がずっと競り合いを続け、750mのターンではその差100分の3秒という熱戦。最後は中京大学が競り勝ち、8分02秒94で優勝。男子に続き、リレー3種目は中京大学が制した。

女子200m平泳ぎは、100mを制した今井月(東洋大学)が前半から積極的に攻める。小気味良いリズムはそのままに、ラスト50mでも衰えないスピードを保ち泳ぎ切った今井は、2分23秒02で優勝。このタイムは実に7年ぶりとなる自己ベストとなり、「頑張ってきて本当に良かった」と涙の勝利となった。

男子200m平泳ぎでは、3年連続でこの種目を制している佐藤翔馬(慶應義塾大学)が登場。100mでは不振にあえいでいたものの、総合得点で佐藤と共に出場していた深沢大和(慶應義塾大学)のふたりが、昨年同様ワンツーフィニッシュをしなければシード争いから脱落してしまう、と言う状況に。
そんなシチュエーションに佐藤の闘志に火がついた。前半を1分01秒50のトップで折り返すと、力強い泳ぎでどんどん2位以下を引き離していく。ラスト50m、少し詰まったものの佐藤らしいラストスパートを見せ、2分08秒46で優勝。この種目4連覇を成し遂げるとともに、2位には深沢が入り、昨年に続く慶應義塾大学のワンツーフィニッシュとなった。

大会終了後には総合成績が発表された。
男子の選手権獲得校は日本大学。女子の選手権獲得校は中京大学となり、ともにリレーを制したチームが総合優勝を飾った。詳細は以下の通り。
https://www.swim-g.net/intercollege/ic2022/doc/results/day4_points.pdf

[水球]1日目
リザルト:https://swim.or.jp/tournament/27324/

水球競技第2日は横浜国際プールで男子の2回戦と準決勝、女子の準決勝が行われ、男子では日本体育大学と筑波大学が、女子では日本体育大学と秀明大が明日の決勝に進出した。

男子第1シードの日本体育大学は2回戦で専修大学を下し、日本大学との準決勝でも、泳力を生かしたカウンター攻撃や渡邉太陽らの鋭いシュートなどで加点して決勝戦に駒を進めた。

昨年2位の筑波大学は2回戦で中央大学に9対7で競り勝ったあと、準決勝ではポイントゲッター眞板悠貴が要所で得点して、明治大学を14対8で下した。
なお、明治大学は2回戦の慶応大学戦で太田竜浩が試合終了0.01秒前にゴールを決めて13対12で逆転勝ち。前日に続き、2日連続「タイムアップ・シュート」勝ちの珍しい記録を達成した。

女子は連覇を狙う日本体育大学が、キャプテン・橋田舞子の3得点などで前半4点リードし、その後も点差を広げて18対10で東京女子体育大に快勝した。

前年2位の秀明大学対早稲田大学は、総合力に勝る秀明大13対4で快勝して決勝に進んだ。

明日の最終日は、男子、女子の決勝戦と3位決定戦、計4試合が行われる。