2022.09.25

南出が10kmも制し、5kmと合わせて2冠を達成(アジアOWS選手権2022)

[OWS]2日目
9月22日に開幕したウズベキスタンのサマルカンドで行われているアジアOWS選手権。5kmのレースから1日空いて、24日には男女の10kmが行われた。

コースは1.65kmを6周回するコース。水温は20.1度となり、ウェットスーツの着用が禁止という状態でレースがスタート。

男子は南出大伸、野中大暉が終始先頭集団を引っ張り積極的なレース展開を見せる。後半は南出と野中に加え、Cheng-Chi CHO(台湾)を加えた三つ巴の争いに。
レースが4周目に差しかかったところで、CHOが日本のふたりを置いて先頭に躍り出るも、最終周回で南出と野中が追いつき、ラストは南出がスパートをかけてCHOと激しい接戦を繰り広げる。コンマ3秒差というタッチ差の勝負を制したのは、南出だった。2位はCHO、野中は3位となった。

女子の10kmでは序盤から森山幸美が先頭集団を引っ張る展開に。そのまま最後まで押し切るかと思われたが、後半に水温が低かったことが影響して低体温症になって失速。結果、森山は5位でフィニッシュした。

今大会、メダルランキングでも日本は5で単独1位を獲得した。

【男子10km(21人)】
南出大伸 1時間58分21秒2 優勝
野中大暉 1時間58分35秒8(トップとの差14秒6) 3位

【女子10km(15人)】
森山幸美 2時間09分06秒4(トップとの差1分39秒2) 5位