2022.11.05

初日から7つの大会新記録が誕生する好レースが続いた(第5回日本社会人水泳競技大会)

[競泳]1日目
リザルト:http://swim.seiko.co.jp/2022/S70705/index.htm

新しく建設中のSaGaサンライズパークにあるSAGAアクアで、社会人スイマーたちの頂点を決める、第5回日本社会人選手権水泳競技大会が開催された。

初日早々から新記録が誕生。男子1500m自由形で、スタートから抜け出した竹田涉瑚(オーエンス)が、2年前に樹立した自身の大会記録を更新する15分05秒37で優勝し、大会3連覇を飾った。

男子200m自由形は、松元克央(ミツウロコ/三菱養和SS)が前半を51秒0台でターン。ラスト50mもキレの良いスパートがかかり、1分45秒88の大会新記録を樹立して優勝し連覇を果たした。

男子50mバタフライの予選で、23秒41の大会記録を更新した赤羽根康太(自衛隊/スウィン大宮)は、決勝ではタイムを落としてしまったものの23秒58で優勝した。

松井浩亮(新潟医療福祉大学職員)は、得意なスタートから抜け出し、22秒04の大会新記録で社会人選手権初優勝を飾った。

女子100m平泳ぎは、最後に鈴木聡美(ミキハウス)を逆転した渡部香生子(USM)が1分07秒47の大会新記録で優勝。2位の鈴木も、2018年の自身の大会記録を上回る1分07秒62で2位に入った。

さらに女子4×100mリレーでは、JFE京浜が3分56秒20で、2019年に先輩たちが樹立していた記録を破る大会新記録で優勝を飾った。男子4×100mリレーでは自衛隊が3分21秒06で優勝。また3位に入ったミツウロコの第1泳者だった松元は、48秒27の自己ベストを叩き出し、100m自由形の大会新記録を樹立した。

そのほかの種目では実力者がしっかりと勝ちきるレースを見せる。女子200m自由形は五十嵐千尋(T&G)は1分59秒53で増田葵(菅公学生服/近大クラブ)との接戦を制し、さらに50m自由形も25秒32で制して2冠達成。

男子50m背泳ぎは入江陵介(イトマン東進)が25秒00で勝利。女子200mバタフライは長谷川涼香(東京ドーム)が2分11秒52で優勝を果たした。男子200mバタフライは接戦の末、前半から攻めた阪本祐也(富士防/大紀SC)が1分57秒75で逃げ切って優勝。男子200m平泳ぎは武良竜也(ミキハウス)が逆転で1分00秒19で優勝を果たした。