2022.12.15

瀬戸が200mバタフライで銀メダルを勝ち取る(FINA世界水泳選手権(25m))

男子200mバタフライ/瀬戸大也 ©PICSPORT

男子200mバタフライ/瀬戸大也 ©PICSPORT

男子400m自由形/松元克央 ©PICSPORT

男子4×50mリレー/松井浩亮、川根正大、川本武史、中村克 ©PICSPORT

女子200mバタフライ/内田かりん ©PICSPORT

女子200mバタフライ/三井愛梨 ©PICSPORT

女子100m平泳ぎ/青木玲緒樹 ©PICSPORT

女子100m平泳ぎ/深澤舞 ©PICSPORT

男子100m平泳ぎ/日本雄也 ©PICSPORT

女子4×50mリレー/五十嵐千尋、高橋美紀、神野ゆめ、相馬あい ©PICSPORT

男子200mバタフライ/森本哲平 ©PICSPORT

[競泳]3日目
リザルト:https://www.omegatiming.com/2022/16th-fina-world-swimming-championships-25m-live-results

オーストラリア・メルボルンで開催中の第16回FINA世界水泳選手権(25m)では、日本代表チームは連日短水路日本記録を更新する活躍を見せている。多くの決勝進出者がいた大会3日目にも、新記録、そしてメダリストが誕生した。

男子200mバタフライ決勝には、瀬戸大也と森本哲平のふたりが進出。スタートから2番手の好位置につけたのは瀬戸。上位についたままでレースを展開し、150mのターン後からスパート。最後の175mのターンでトップに立つも、ラスト25mで猛追してきたChad le CLOS(南アフリカ)に逆転を許す。だが瀬戸も粘りを見せ、1分49秒22の2位に入り、銀メダルを獲得した。
森本も後半にじりじりと追い上げを見せ、1分50秒70で6位入賞を果たした。

男子200mバタフライ/瀬戸大也 ©PICSPORT
男子200mバタフライ/瀬戸大也 ©PICSPORT

男子400m自由形決勝には松元克央が出場。前半からトップを奪うなど、世界を相手に全く引けを取らない泳ぎを見せる。中盤で少し順位を下げるが、ラスト100mで再度追い込み。メダルまではあと一歩届かなかったものの、自己ベストを1秒以上縮める、3分36秒87の短水路日本新記録を樹立して4位入賞を飾った。

男子400m自由形/松元克央 ©PICSPORT

予選で1分24秒17の短水路日本新記録、アジア新記録をマークしていた男子4×50m。決勝でも強豪のアメリカ、オランダ、オーストラリア、イタリアと肩を並べる展開に。松井浩亮が得意のスタートで世界を相手に頭ひとつ抜け出す展開を見せると、川根正大が上位を維持。川本武史は得意のバタフライキックから一時はトップを奪う熱い展開に。アンカーを任された中村克も粘るが、電光掲示板に表示されたのは、4。3位のオランダとの差はたったの100分の5秒であった。記録は予選を上回る1分23秒80で、さらに短水路アジア記録、日本記録を更新する快泳を見せてくれた。

男子4×50mリレー/松井浩亮、川根正大、川本武史、中村克 ©PICSPORT

女子200mバタフライも内田かりんと三井愛梨の2人が決勝に進出。何とか前半からスピードに乗る周りに食らいつきたいところだったが、中盤から離されてしまう。ただ、最後まで自分の泳ぎを崩さずレースを展開し、三井は2分05秒40の6位、2分05秒51の7位に内田が入った。

女子200mバタフライ/三井愛梨 ©PICSPORT
女子200mバタフライ/内田かりん ©PICSPORT

青木玲緒樹と深澤舞のふたりが決勝に出場した女子100m平泳ぎ。メダル争いは混戦と予想されていたなかで、攻めたかった青木と深澤だったが展開に恵まれず。青木が1分04秒30の6位、深澤は1分04秒48の7位となった。

女子100m平泳ぎ/青木玲緒樹 ©PICSPORT
女子100m平泳ぎ/深澤舞 ©PICSPORT

男子100m平泳ぎ決勝には、日本雄也が出場。得意の前半から攻めて上位に食らいつくも、後半に失速。57秒29の8位入賞となった。

男子100m平泳ぎ/日本雄也 ©PICSPORT

女子4×50mリレーでは、五十嵐千尋、高橋美紀、神野ゆめ、相馬あいの4人で臨み、アンカーの相馬が23秒台をマークするなど好タイムをマーク。短水路日本記録まではあと100分の7秒届かなかったが、1分37秒42のレベルの高い記録で7位入賞を果たした。

女子4×50mリレー/五十嵐千尋、高橋美紀、神野ゆめ、相馬あい ©PICSPORT