2014.04.14

第12回パンパシフィック選手権・第17回アジア大会代表選手発表記者会見

 日本記録も樹立され、レベルの高い戦いが続いた第90回日本選手権水泳競技大会が終わり、本日ナショナルトレーニングセンターにて、第12回パンパシフィック選手権、第17回アジア大会の代表選手発表記者会見が行われました。

 会見場には平井伯昌ヘッドコーチを始め、50m自由形で日本記録を樹立した塩浦慎理選手(イトマン東進)、200mバタフライで日本選手権初制覇を遂げた瀬戸大也選手(JSS毛呂山)、4冠の萩野公介選手(東洋大)、見事な復活劇を見せた入江陵介選手(イトマン東進)の男子選手4人。女子選手は100m、200m平泳ぎと200m個人メドレーの3冠を達成した渡部香生子選手(JSS立石)、50m平泳ぎで日本記録を出した鈴木聡美選手(ミキハウス)、2分05秒台で200mバタフライを圧倒した星奈津美選手(ミズノ)の3選手。それぞれパンパシフィック選手権、アジア大会の目標を聞かれ、意気込みを語りました。

「50m自由形の日本新記録で、夏への手応えをつかめるレースができた。決勝で戦えるようにしたい」(塩浦選手)
「昨年のバルセロナ世界水泳選手権に続く400m個人メドレーでの金メダル、200mバタフライでの金メダルを目標に頑張りたい」(瀬戸選手)
「4年前は緊張し過ぎてしまった。今年は落ち着いて自分が目指す泳ぎ、納得のいく泳ぎをしたい」(萩野選手)
「パンパシフィック選手権では一度も金メダルを獲っていないので、3度目の正直で金メダルを目指したい」(入江選手)
「オリンピックも世界水泳選手権も決勝に進めなかったので、今年はメダル獲得を目指して頑張りたい」(渡部選手)
「前回大会が私がオリンピックを目指す切っかけになった大会。スピードある大きな泳ぎでメダルを目指します」(鈴木選手)
「目標だった5秒台を出せたので、その勢いでしっかりと金メダルを目指して頑張ります」(星選手)

 平井ヘッドコーチは「日本選手権はレベルの高い内容が多かった。今後につながる大会になったと思います」と、昨日までの日本選手権を振り返り、「4年前のパンパシフィック選手権は北島康介選手(アクエリアス)の金メダル2つ。今年はそれ以上の金メダルと、銀、銅メダルの獲得を目指したい。チーム一丸となって戦いたい」と日本チームとしての目標を話しました。

 また、代表発表記者会見に先立ち、2020年東京五輪に向けて公益財団日本水泳連盟と公益財団法人日本トライアスロン連合との提携について、鈴木大地水泳連盟会長、岩城光英トライアスロン連合会長による記者発表が行われました。オープンウォータースイミングとトライアスロンの日本代表、及び日本代表候補選手を対象に合同練習などを行うこと、両団体で協力して競技環境の整備に努めることを掲げ、今後もさらに相互協力を深めていくことを誓い合いました。

 2014年、新生トビウオジャパンがいよいよ始動しました。世界に羽ばたく若きトビウオたちへのご声援をどうぞよろしくお願いいたします。

※代表選手リストはホームページにアップされ次第、こちらを更新してリンクをお知らせいたします。

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