2015.06.08

【シンクロ】シンクロナイズドスイミング チームの公開取材が行われました

ロシア・カザンで行われる第16回世界水泳選手権のシンクロナイズドスイミング代表の、チーム種目の公開取材が6月7日にJISSにて行われました。

井村雅代ヘッドコーチの厳しい檄が飛ぶなか、選手たちは技のひとつ一つに集中して演技の確認を行っていました。
練習終了後、5月に行われた日本選手権を踏まえて手を加えたテクニカルルーティンの構成について、そしてあらためて世界水泳選手権への意気込みを語りました。

「演技を行う空間が違うと、見え方も変わってくる。選手たちの脚がシャープになっていることが日本選手権で良く分かったので、細かい足技を入れるようにしています。そういう意味でも、日本選手権は良い課題をくれた大会でしたね。選手たちも今回の世界水泳選手権はメダルを取れるチャンスだと思っているので、獲りに行こう! という気持ちは強い。練習も厳しいと思いますが、苦しい練習を乗り越えて迎える大会で、世界からどう評価されるのかを楽しみにしなさい、と話をしています。もちろん、私もそれを楽しみにしています。世界水泳選手権は、本当に私たちにとって正念場になると思っています」(井村ヘッドコーチ)

「世界水泳選手権にかける思いや、挑戦する気持ちはとても強いです。今年があるから、リオデジャネイロ五輪があると思います。今は決められた演技の形にはめることが課題ですが、そのなかでも質の高い演技ができるかどうかが大切。まだ身についていないので、これからもしっかりと取り組んでいきます」(乾友紀子選手)

「世界水泳選手権は、五輪につながる大切な試合。今回、メダルが取れるかどうかが五輪に響いてくると思います。覚悟して世界水泳選手権を迎えないといけないと考えています。私もメダルを獲りたいですし、そのためにも身体がきつくても気持ちで動かせるようにしていきたい」(三井梨紗子選手)

厳しいトレーニングに対して、選手たちは『メダルを獲る』という強い気持ちで臨んでいます。
リオデジャネイロ五輪を翌年に控えた今シーズン、非常に重要な大会になる世界水泳選手権でどのような演技を見せてくれるのか。今から非常に楽しみです。

シンクロナイズドスイミングは、7月25日から行われます。水中で華麗に舞うマーメイドたちへのご声援をこれからもよろしくお願いいたします。

※乾選手(前)と三井選手(後ろ)の演技
※ヒジの角度まで合わせるために何度も繰り替えし練習が行われていたチーム
※井村ヘッドコーチの指導にも熱が入る

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