2016.03.29

【競泳・水球】第38回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会 4日目

4日目を迎えた、第38回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会。競泳競技は13〜14歳区分以上の競技が本格的に始まり、水球競技は各区分で決勝トーナメントが行われました。

この日の競泳競技は、13〜14歳区分、15〜16歳区分、CSの3区分、22種目の決勝競技が行われました。

男子の最初の決勝競技となったCS1500m自由形。14分58秒42で優勝したのは松本輝選手(スウィン春日部)。惜しくも2位ではありましたが、長水路の日本中学記録保持者の菖池竜輝選手(コナミ三田)は15分02秒73の短水路日本中学新記録を樹立。途中の800mでも7分55秒82で通過し、こちらも800m自由形の短水路日本中学新記録となりました。

「400mの調子を見ていて、大きく泳げていたので、コーチといけるんじゃないかと話をしていました。今年はインターハイの優勝とジュニアパンパシフィック選手権の代表に入りたいと思います」(菖池選手)

男子15〜16歳区分50m自由形は、伊東隼汰選手(サギヌマSC鷺沼)が予選で樹立した大会記録をさらに更新する22秒61の大会新記録で優勝しました。

また、同じように予選で大会記録を更新していた女子CS50m平泳ぎの平松夏奈選手(就実高校)も、決勝で記録を上げて30秒99の大会新記録で優勝を飾りました。

この日の新記録は9つ誕生。うち、短水路中学新記録が2、大会新記録が6、大会タイ記録が1つという結果でした。

千葉・千葉県国際総合水泳場で行われている水球競技は、各区分で決勝トーナメントの準決勝までの試合が行われました。

A区分(男女12歳以下)の決勝に進んだのは、群馬ジュニア水球とカワサキスイミングクラブの2チーム。B区分(男子15歳以下)では富山ウォーターポロクラブと原田学園スイミングスクールが、C区分(女子15歳以下)は京都踏水会水泳学園と白山市立松任中学校がそれぞれ決勝進出を果たしました。

明日の最終日には、上記チームによる決勝戦と、惜しくも準決勝で敗れたチームによる3位決定戦が各区分で行われます。

ジュニア選手たちがしのぎを削る全国JOCジュニアオリンピックカップも、明日が最終日となります。一所懸命トレーニングしてきた成果を出すために、全力で試合に臨むジュニア選手たちに、引き続きご声援をよろしくお願いします。

※写真1:男子CS1500m自由形で短水路中学新記録を樹立した菖池選手
※写真2:男子15〜16歳区分50m自由形を大会記録で優勝した伊東選手
※写真3:女子CS50m平泳ぎを大会記録で制した平松選手

競泳競技のリザルトはこちら
http://swim.seiko.co.jp/2015/S70612/index.htm