2017.08.24

【競泳・飛込・水球・シンクロ】第40回全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会 3日目

第40回全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会は、大会3日目が終了。東京辰巳国際水泳場で行われている競泳競技では、今日から13歳以上の区分のレースが本格的にスタート。そして、大会新記録も連発しました。

この日最初の大会記録は、15〜16歳区分男子200m背泳ぎ。遠藤柊斗選手(三菱養和SS)が2分00秒79で樹立すると、13〜14歳区分女子200m自由形では、池本凪沙選手(コパン宇治)が2分01秒10で、同区分男子200m自由形で加藤晃成選手(豊橋SS)が1分52秒50、さらに15〜16歳区分女子200m自由形で2分01秒16と、立て続けに大会新記録を樹立しました。

そして、この日最後の種目だったCS区分女子4×100mリレーでは、スウィン大教が3分46秒73と、従来の大会記録を1秒以上上回る新記録で優勝を果たしました。

大会3日目までで樹立された新記録は、日本学童新記録が1、大会新記録が9の合計10。明日以降も新記録ラッシュに期待がかかります。

大阪・大阪プールの飛込競技の3日目は、12〜13歳区分女子1m飛板飛込、14〜15歳区分男子高飛込、16〜18歳区分女子3m飛板飛込、そして12〜18歳区分の男女3mシンクロナイズド競技が行われました。

12〜13歳区分女子1m飛板飛込は、ラスト1本まで勝負がもつれ込み、最後にこの接戦を278.55で制したのは佐々木音華選手(米子DC)でした。14〜15歳区分男子高飛込では、2本目にトップを奪ってそのまま逃げ切る展開で、山本馨選手(大分DC)が395.50で優勝を果たします。

16〜18歳区分女子3m飛板飛込では、第17回世界水泳選手権代表の板橋美波選手(JSS宝塚)が、1本目から全く危なげない演技を披露。5本すべての演技で60点台後半をきっちりとマークする抜群の安定感で、341.25の優勝を飾りました。

12〜18歳区分男子3mシンクロナイズドは、大阪水泳学校の西田玲雄選手と井戸和馬選手が297.57で優勝し、同区分女子3mシンクロナイズドでは、三上紗也可選手(米子DC)と宮本葉月選手(高知SC)のペアが278.19で優勝を果たしました。

大阪・東和薬品ラクタブドームで行われている水球競技。この日はA区分(12歳以下男女)が24試合、B区分(15歳以下男子)は12試合、C区分(15歳以下女子)とE区分(18歳以下女子)はともに8試合ずつ行われ、それぞれの区分で決勝トーナメントに進出するチームが決定しました。

北海道・平岸プールでのシンクロ競技では、13〜15歳区分のフィギュア競技に16〜18歳区分のデュエットフリールーティンの予選、そして13〜15歳区分のソロ、デュエット、チームフリールーティンの決勝がそれぞれ行われました。

13〜15歳区分ソロフリールーティン決勝は、フィギュア競技では和田彩未選手(長野シンクロクラブ)のほうが得点が上でしたが、フリールーティンで逆転してトータル143.8334で優勝したのは、鈴木ひかり選手(アクラブ調布)でした。
同区分のデュエットフリールーティン決勝では、ソロで2位だった和田選手と小林唄選手の長野シンクロクラブのデュエットが142.1784で優勝を果たしました。
同区分チームフリールーティン決勝は、1チームだけ140点を超える得点をマークした、井村シンクロクラブが141.0256で優勝しました。

明日25日の大会4日目で、飛込競技とシンクロ競技は最終日を迎えます。

明日も各地で熱戦を繰り広げる、次世代の日本を担う若手選手たちへのご声援をよろしくお願いします。

※写真1:CS区分女子4×100mリレーを大会記録で制したスウィン大教
※写真2:13〜14歳区分女子200m自由形で大会新記録を樹立した池本選手
※写真3:加藤選手は、13〜14歳区分男子200m自由形で、女子に続いて大会記録を更新

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